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2011.10.28

感心して終ってはダメ

「ハーバード・ビジネス・スクールが教える成功法則」の中から、心に響く言葉より…

カリフォルニアにマクドナルドという超人気レストランがあると聞き、レイ・クロックは自分の目で確かめに行った。
店内は実に清潔だった。
また、食事どきにはかなり混雑していたにもかかわらず、驚異的なスピードで調理されるため、
店内の順番待ちの列が実にスムーズに流れていたのにも感心した。

「店のスピーディな販売方式に、すっかり感銘を受けました」
と、クロックは後に語っている。

マクドナルドをはじめて見てから一週間後、クロックはマクドナルド兄弟と交渉し、
国内のフランチャイズ権を扱う代理店にさせてほしいと、大胆に売り込んだ。

迷惑がられても、ここが人生の勝負どころだとばかり、しつこく食い下がった。
そして、最初は難色を示した兄弟を口説き落とし、マクドナルドのチェーン店を出しはじめると、
たちまち大成功を収めたのである。

クロックがこのチャンスを掘り当てたのは、50歳を越えてからのことだった。

新製品、本や雑誌、レストラン…何であれ大いに流行っていて、自分でも「これはすごい!」
と感心したものがあったとき、どう反応するか。
感心して終るだけではなく、「自分がそれを使って何かできないか」と考えることが重要だ。

クロックは、「ファーストフードのチェーン店」という仕組みをこの世に送り出したわけだが、
自分が惚れ込んだレストランが持っていたアイデアを、そのまま利用したにすぎない。
成功の決め手となったのは、「売れているものに自分もかかわる」という、シンプルな行動力だった。

大切なのは、「自分がやりたいこと」がわかっていて、
常にそのために「何か利用できるものはないか」と目を光らせていること。
その心構えがあれば、仕事以外の時間に接したものであっても、
「これを自分の仕事に使ってみよう!」と思いつくものである。

古くから言われていることだが、ある分野では定番の手法を、
他の分野の事業に当てはめてみると、まったくオリジナルなものが生まれることがある。
これも、「いいものはそのまま利用する」視点から生まれているのである。

売れているものには理由がある。
「なぜ売れているのか」を読み取り、
「そのポイントを自分の仕事に生かす」だけでも、仕事に大きな違いが出てくるものだ。
世の中ですでに評価されている「いいもの」を利用しない手はない。

『人のやらないことをやる人!』(ニティン・ノーリア&ジェイムズ・チャンピー)三笠書房


中国の四書五経の中に、「大学」があるが、その中の有名な言葉。

『心ここに在らざれば、
視(み)れども見えず、聴けども聞こえず、
食らえどもその味を知らず』

心が上の空で、気もそぞろなときには、大事なものを見ても見のがしてしまい、
貴重な話を聞いても聞きのがし、おいしいものを食べても何を食べているのか味さえわからない。

その反対に、何か目標を持ち、四六時中考えているときは、仕事を離れたときでさえ、
そこに大きな成功のアイデアやヒントを見つけることができる。

感動することは尊いが、それだけで終ってしまってはビジネスにはならない。
何かを見て、感動したり、感心したら、それを自分の仕事にどう生かすのか、自分に置き換えて考えてみること。

「人生いたるところ青山あり」
夢を持ち、寝ても覚めても考えていれば、どこにでもチャンスは転がっている。



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