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2011.10.18

口から出た言葉は未来に行く

マーク・ビクター・ハンセン氏の心に響く言葉より…

マイクロソフト社を立ち上げたのは、小柄なコンピューターおたく、ビル・ゲイツだった。
その時彼は17歳、ハーバード大学に在学中で、とても頭がよかった。

「仲間と夢とちょっとした目標があれば、社会に出てそれを実現することができる」
それこそまさしく、彼がやったことだった。

ビルは今、こんなふうに言っているよ。
「マイクロソフト社の唯一の財産とは」、それは「人間の想像力だ」とね。

アファメーション(自己説得)はつねに一人称でなければならない。
つまり、「わたしは」で始まるものなんだ。
というのは、アファメーションとはこの世でもっとも力強い言葉だからだ。

もし貧乏なら、心の中でひそかに「わたしは金持ちだ」とアファメーションし始めなければならない。
もし病気なら、「わたしは健康だ」とアファメーションする。

そして、医者がやってきてこういう場面を視覚化するんだ。
「おめでとう。あの恐ろしい病気を克服しましたよ」
どんな問題であっても同じようにすればいい。

実際に起こることは、あとからやってくるんだよ。
言葉は口から出たとたん、未来に行くんだから!

偉大な医師であり、アーユルヴェーダの療法士であるディーパック・チョプラはこう言っている。
「幸福だと思えば、細胞が幸福になり、幸福な細胞は量子を幸福にし、
幸福な量子はほかのすべてを幸福にする」

つまり、人は誰でも幸福になるか不幸になるか、
成功するか失敗するかのいずれかを選ばなければならないんだ。

「景気はどうだい?」と聞かれたら、必ず「すごくいいよ」と答えるべきなんだ。
だって、つねに誰かやどこかの会社は景気がいいだろう?

この繁栄をもたらしているものは、わたしたちの思考なんだよ。
人間とは、“思考する資本”なんだ。
ビル・ゲイツが語った想像力そのものなんだ。

想像力には限界というものがない。
人々がポジィティブに想像する限り、さらなるソフトウェア、本、オーディオ・プログラム、
ビデオ、ゲーム、娯楽が生まれるんだよ。

新しいアイデアというものは実にエキサイティングだ。
人間はそれによって偉大なことを成し遂げることができるんだよ。

『史上最高のセミナー』きこ書房


マーク・ビクター・ハンセン氏は一億冊突破の超ベストセラー『こころのチキンスープ』の著者だ。

どんなにこの世に大不況がこようと、儲かっている会社はどこかに必ずある。
野球でも、9回裏2アウトの土壇場に、逆転ホームランがでることだってある。

だれもが絶体絶命の危機だと思っても、奇跡が起こることがある。
それが、あきらめないで、持ち続ける「夢」や「希望」という、「想像力」を持つこと。

100年や200年前から見れば、物質文明は確実に豊かになっている。
かつては、SFや夢物語の世界でしかなかったものが、続々と実現している。
空を飛ぶこと、宇宙へ行くこと、それらのすべては人間が想像したからこそ生まれた。

「口から出た言葉は未来に行く」
どんなときにも、「想像力」を失わず、幸せになる言葉を発し続けたい。



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