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2011.10.8

戦わずして勝つ

二見道夫氏の心に響く言葉より…

孫子の兵法の中に、
『上兵は謀(ぼう)を伐(う)つ。其(そ)の次は交を伐つ』

賢い戦争のやり方とは、敵と真正面から合戦を交えることではなく、敵の謀略を事前に察知して、
その裏をかくことである。
次善の策としては、敵と同盟関係にある国との間に亀裂が生じるような策を講じることだ。


江戸時代の剣術家・塚原ト伝(ぼくでん)の有名な話がある。

ある日、ト伝は渡し船に乗った。
客の中にマナーの悪い侍がいて、はた迷惑も考えず、自分の兵法をえらく自慢している。

そこでト伝は静かにこう語って聞かせた。

「本当の兵法というのは、あなたがいうように勝とう勝とうとするのではなく、
負けないように工夫することではありませんかな」

すると、この侍が激高してしまった。
「お前のような老いぼれが何をいうか。
そんな偉そうなことをいうのだったら、おれと実際に勝負してみろ」

一歩もひかぬという怒りようだから、ほかの客の迷惑も考えて、ト伝はこういったという。
「では、あそこに小さな島がある。
あの島でどうじゃ」

「願ってもないこと…」
その小島に着くなり、侍はさっそく船から飛び降り、スタスタと駆け上がっていった。
すかさずト伝は、船頭から棹(さお)を借りると、一気に船を島から離した。

侍は一人、島に残されてしまった。

『ビジネスマンの孫子の兵法』知的生きかた文庫


商売においても、対人関係でも、相手と、いつも、真正面からぶつかったり、
正々堂々の戦いがいいわけではない。
毎回、真剣勝負をしていたら、体がいくつあっても足りない。

時には、「逃げるが勝ち」も真実だし、「戦わずして勝つ」も必要だ。

はかりごと、とか謀略というと悪いイメージしかないが、大きな災いになるところを最小限で食い止めたり、
お互いがあまり傷つかずに勝敗をつけるのに使うには非常に重要なワザだ。

いい人や正義感の強い人、あるいは格好をつける人は、はかりごとを敬遠するが、
正攻法だけでは子どものケンカになってしまう。

「大難を小難に、小難を無難に」できるのが達人であり大人。
どんな事態にも、創意工夫をこらし、戦わずして勝つ人でありたい。



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