2011.10.6 |
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問題の源は我にあり |
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ジャームズ・アレン氏の心に響く言葉より…
「災いの源を探し求めるな。
あなた自身のやり方…、それが問題の源である」
これは、フランスの啓蒙期の思想家・ルソーの言葉です。
トラブルは、自分自身の問題のある行動に続きます。
行動を正せば、トラブルは解消します。
言葉は反応を起こし、行動は効果を呼びます。
反応や効果は、言葉や行動と正確に釣り合う結果です。
原因と結果は、いつも、完全なバランスを保つ関係にあるのです。
たとえば、残酷なことを考え始めた時点で、人は、ほんの少し卑しくなり、不幸になっています。
さらに、残酷なことを言ってしまったり、してしまったその瞬間、その人は自分の心を痛めつけています。
残酷なことを考え、言葉や行動に表すことで、人は自分自身をどんどん残酷で悲惨な人にしていきます。
反対に、思いやりのある思いを持ち始めた時点で、人の心は、気高く幸せな色に染まり始めます。
さらに、その思いやりを表す言葉や行動が、その人の精神を高めて幸せにしていきます。
行動は、その人自身の長所も欠点も、素晴らしさも卑しさも明らかにします。
そして、行動する人自身の心に、原因と結果の完全なバランスで、幸せと不幸をもたらします。
すべての問題の源は、どこかにあるのではなく、あなたの中にあるはずです。
『自分が変わればまわりが変わる』ゴマブックス
全ての問題の原因は自分にある、と思っている人は、災いの源を探すことはない。
探せば、たいてい、周りや人のせい、あるいは、天候や環境のせいにしてしまう。
あのアル・カポネほどの犯罪人でも、自分では悪人だと思っていなかったという。
人は、自分を自己正当化する名人だ。
もっともらしく理屈付け、言い訳する。
「いいことは おかげさま わるいことは 身から出たさび」
という相田みつをさんの言葉がある。
いいことを考え、それを言葉と行動に移し、おかげさまの気持で毎日を過ごしたい。 |
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