2011.9.10 |
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相手の魂もマイッタする |
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斉藤一人さんの心に響く言葉より…
「会社がつまらないんです」
「上司が嫌なヤツなんです」
とかいってる人もいると思う。
あのね、自分の上役ぐらいコロっとやっつけなきゃダメだよ。
殴るとか、そういうことじゃないよ(笑)。
上司がホレボレするようなことをして、相手の魂をマイッタさせちゃうの。
どういうことですかっていうと、精神修養するために、滝に打たれ山の中へ行ったりする人がいるでしょ。
あれ、高いところから水が落っこちてくると、とんでもない、棒でハタかれたぐらい痛いの。
痛いは、冷たいは…。
それと同じで、会社には滝がないんだけど、その代わりに“ウルセー課長”がいてくれたりとか(笑)。
そういうものなの。
だから、
「今日も滝にでも打たれに行くか」
ぐらいのつもりで、会社へ出かけてって、上司から小言を散々いわれたら、
「ありがとうございます」
と返す。
これが魅力なの。
このひと言で、上司がコロっとまいっちゃう。
「感謝してます。いい滝があって、ツイてます」
とか、いってる自分も笑っちゃって、聞いてる向こうも笑っちゃわなきゃダメなの。
笑ったヤツの勝ちなの、人生って。
だから、課長に会いに行く、じゃないの。
ナントカ課長の滝とか、名前つけちゃわないとね(笑)。
そうすれば、たいがいのことは平気なの。
『心が千分の一だけ軽くなる話』角川書店
部下の立場にあるときは、「上司を操縦してやる!」くらいの意気込みが必要だ。
そのためには、上司が感動して唸(うな)るようなことをやってみせること。
そして、コイツにはかなわない、と上司や先輩をマイッタさせる。
上司が嫌いだからといって、嫌な顔をしたりふてくされた態度をとれば、上司の態度はさらに硬化するばかりだ。
相手を変える唯一の方法は、先に自分が変わること。
先に、謝る。
先に、感謝する。
先に、笑顔を出す。
先に、挨拶する。
先に、許す。
先に、行動する人が真のリーダーだ。
相手をホレボレとさせると、相手の魂もマイッタする。 |
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