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2011.9.5

儲かっていない会社の共通点

日本電産社長の永守重信氏の心に響く言葉より…

…永守さんの経営の一つの特徴として、

積極的に他社を買収して短期間に事業を拡大してこられたということが挙げられます。
買収した会社の運営は社風もシステムも違ってすごく大変なのに、

雇用をほとんど維持して成功率も非常に高いですね…

百パーセントです。
いまのところ一社も失敗していませんから。
これまで30社買収して、どの会社もいまは黒字になっています。

私は基本的に三つのことを喧(やかま)しく言っているのです。
まず一つは、その会社を買ってすぐに合併するとか、本社から社長を派遣するとかいうことをしない。
仮に百億円の赤字を出した会社の社長がいるとします。
本来その人はクビです。
だけど私は、クビにしないでその人に百億円儲けさせるわけです。
中には逃げていく人もいますが、そうでない限りは経営者も従業員も誰も代えない。

それから二つ目は、買収する会社のブランドを残すことです。
これは大事ですね。
彼らはそこのブランドに愛着があるのに、合併されていきなり日本電産のブランドを
押しつけられたら、

寂しい思いをします。
逆に元のブランドを残せば、ものすごく安心感を与えることができるのです。

三つ目は、買収当初はいろいろ応援しなければなりませんから、こちらから数人だけ出しますが、

再建が終わったら基本的には全員引き上げるのです。
だから、まったくもとの会社に戻るわけです。

儲かっていない会社にはいくつかの共通点があるのです。
一つは社員の士気が落ちています。
会社の士気が落ちていると当然工場は汚いですよ。
事務所も汚い。
電話の応対がいいかげん。
マナーがなっていない。
つまり6Sができていないのです。

6Sとは、整理、整頓、清潔、清掃、作法、躾(しつけ)の6つのことを我々は6Sと呼んでいるのです。
会社が汚いと、ものを粗末にしてあちこちに部品が落ちたままになります。
それからすぐ休むようになるのです。
今日はしんどいとか。
出勤率が90%を割ってきます。
出勤時間にしても、8時半始業だったら、ギリギリの8時29分に会社に駆け込んでくる。
一応セーフだけれども、そこからロッカーへ行って着替えてから機械に電源を入れる。

冬だったら10分から20分くらい慣らし運転をしないと機械の精度が出ませんから、

結局仕事が始めるのは9時になってしまう。

帰りは逆に、終業の30分前にはもう引き上げ始めている。
朝夕合わせて1時間のロスです。
それを時間いっぱい働くようにするだけで、10%の赤字が黒字になるのです。

また、儲かっていない会社はだいたい購買が接待を受けてものを高く買ってますから、

それを妥当な値段に戻せばさらに10%黒字になる。
新製品だってすぐに出るわけがないから何も変わっていない。
それであっという間に最高益です。

天才は別ですが、人間の能力の差は通常2倍ぐらい、秀才まで入れてもせいぜい5倍までです。
しかしやる気の差は100倍にもなる。
だから頭のいい人間を採るよりも、やる気のある人を採ったほうが、遥(はる)かに戦いに寄与してくれます。

織田信長が桶狭間で勝ったけれども、戦いは人数じゃないですよね。
やっぱりやる気のある精鋭部隊のほうがよっぽど強い。
ベトナム戦争も、アメリカがいくら近代兵器で臨んでもベトコンに勝てなかったでしょう。
そんな戦い方があるのです、企業にも。

仕事というのはもともと辛いものです。
楽しいものだったら毎朝入り口で皆から入場料を取れる。
だけど気構えによっては、仕事は楽しいものに変わっていく。

もちろん楽しく仕事できるような環境を整えなければなりません。
辛い仕事は自動化するとか、そういうことはどんどん改善しなければなりませんね。

『月刊致知』(2011年10月号)「経営者の器が企業を決める」


事業再生とか、赤字会社の再建の達人には、何かとっておきの秘策や、
劇的に効果のあがる特別な方法があるのだろう、と思ってしまう。

しかし、目のさめる特効薬など、ひとつもありはしないのだ。
無駄な経費を徹底的に切り詰め、売上に見合った体質にすることが、最短の解決法。

誰もが考える再建の方法は、売上さえ上がれば全ては解決する、と思い込むことだ。
売上が上がれば、全ては癒(いや)されると、誰もが夢見る。
しかし、それができないから、何年も赤字を垂(た)れ流してきた、という厳然とした事実を皆忘れている。

とにかく、無駄な出費を止めること。
そして、全員がやる気を出して、さらなる精鋭部隊になること。

コツコツと地道な努力で、王道をゆき、儲かる会社にしていきたい。



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