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2011.8.29

真似する力

中島孝志氏の心に響く言葉より…

物理学者デビット・ボームのユニークな実験がある。
まず、100匹の蟻を二つに仕切った箱の片方に入れ(それぞれの蟻には、識別できるように番号をふっておく)、
そこに蟻の卵の入った巣を置いておく。
中央に蟻が通れる道を作っておき、卵だけをすべて仕切りの反対側に移す。
蟻は卵を巣に運んで戻そうとするのだが、この時の蟻の働き具合を調査するのだ。
参考までに、実験に使われた蟻は同年齢で遺伝的要素も同等である。

さて、どうなるか?
蟻は通路を通って卵を巣へ戻そうとするのだが、細かく観察すると、次のようなことがわかったそうだ。
よく運ぶ蟻とそうでない蟻がいるのである。

つまり、働き蟻と怠け蟻に分かれてしまうのだ。
調査の結果、その比率は50%ずつと判断した。
働き蟻は卵全体の8割を運び、怠け蟻は残りの2割しか運ぼうとしない。

そこで今度は、働き蟻半分と怠け蟻半分をそれぞれ選んで同じ実験を繰り返した。
すると、なんと最初の怠け蟻の何割かが働き蟻に変身するではないか。
1回目に卵10個しか運ばなかった蟻が今度は40個も運んだのである。

どうしてこんなことが起こったのだろう?
おそらく、働き蟻が半分いなくなっては箱の中の蟻社会は危機的状況になってしまう。

怠け蟻がさぼったままでは蟻社会は全滅せざるを得ない。
そこで、怠け蟻は危機的状況という環境状況をきっかけに働き蟻を真似て変身していったのである。

学ぶは真似ることから始まる。
たとえ真似したくなくとも、種としての危機的状況に追い込まれると、一瞬で、従来の自分を捨てて、
「こうあらねばならない」という理想モデルを真似しはじめるのである。

ある日突然、真似する能力が身につくのではなく、真似する遺伝子というか素質が、元々、備わっているのだ。
私たちの脳内に「真似する力」がプログラムされているのである。

『真似する力』知的生きかた文庫


「火事場の馬鹿力」という言葉がある。
人は、普通に生活しているときには、筋肉のパワーを100%は使っていない。
全力を出したつもりでも、たいていが70〜80%だそうだ。
常に全力を出すと、体が壊れてしまうため、ブロックする機能が働いている。
しかし、危機的状況が発生すると、そのブロックがはずれ、100%の力を発揮するようになるという。
これが火事場の馬鹿力の仕組みだ。

人は、崖っぷちに立たされると、思いもかけない力を発揮する。
追い込まれることによって、いままで眠っていた力がよみがえるからだ。

生きるか死ぬかの瀬戸際には、自分を捨て、理想とするモデルを真似るしかない。
理想とするモデルとは、奇策ではなく、王道。

学ぶは真似る。
いい人、いいやり方、いいモデルを学び真似して、危機も困難も乗り越えたい。



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