2011.8.27 |
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鳥カゴの法則 |
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佐藤伝氏の心に響く言葉より…
有名なおもしろいゲームがあります。
あなたが、とても素敵な「鳥カゴ」を買うのです。
そしてその鳥カゴだけを玄関に置きます。
肝心の鳥は、カゴの中にいません。
でもかわいらしい鳥の家や水飲み場やエサ場はきちんと鳥カゴの中に用意しておきます。
あなたは、毎日毎日この空っぽの鳥カゴを見ながら出勤することになります。
すると、一年以内に、あなたの鳥カゴの中にはちゃんと小鳥が入っているはずです。
小鳥が欲しければ、鳥カゴを。
熱帯魚が欲しければ、水槽を。
旅行が欲しければ、旅行カバンを。
気に入った入れ物を用意して、たえず感情を込めてニヤニヤ眺める。
ただ眺めるだけで良いのです。
箱が用意されていると、人はマジックボックスの中に中身を入れたいという本能的欲求にかられます。
それが毎日重なると、しだいに潜在意識に入っていき、
やがてその思いが中身を、まるで磁石のように引き寄せるのです。
箱をあらかじめ用意しておくと、それに見合った中身が入ってくるように物事が動き出します。
『行動習慣コンパス』Gakken
様々な成功法則の教科書において、「ビジュアライズ」という、目標を映像化し、
ありありと思い浮かべることをすすめている。
思い描いたものを、写真にしたり、絵に書いたりして、貼っておく。
写真より、もっと具体的なのが、3D映像であり、象徴的な現物だ。
以前、何かの講演会で、会社の社内セールスイベントで、賞品をつけるとき、
一等が大型テレビだったら、その実物を皆が集まる会議室に一年間飾っておいたほうがいい、
という話を聞いたことがある。
壁に、「一等大型テレビ」、と文字で書いておくより、数倍やる気がでて、効果がある、と話していた。
現物があると、漠然と想像するよりさらにイメージしやすいから、
それを達成するための行動がより具体的となる。
想いや願いが、深く、真剣であればあるほど、それは現在とつながり、未来の先取りとなる。
ありありと思い描くことは、夢を実現させる最上の方法だ。 |
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