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2011.8.5

いくら褒めても褒めすぎることはない

ジーン・中園氏の心に響く言葉より…

真っ暗なステージにスポットライトが当る。
壇上に一人の店長が歩いてくる。
毎年一回実施される、グッドアイデアコンテストの最優秀賞の受賞者だった。

以前、私が勤務していた日本マクドナルドでは、各社員からいろいろなアイデアを絶えず募集していた。
それを各部から選出された先行委員が集まって、グッドアイデア委員会というものをつくり、
その委員会が毎月、優秀アイデアを選び出していた。
毎月10から15件程度選ばれていた。

所定の用紙に、どのようなアイデアでもいいから、書いて出しておく。
それが業務改善につながると判断されると、そのアイデアを出した人には賞金が贈られて、
名前とそのアイデアが社内全体に知らされる仕組みとなっていた。

さらにアイデアが採用された社員の中から、年間の最優秀賞が選考されて、
アイデアを出した人を個人で表彰していた。
その表彰式は、いつも全社員が集まるパーティー会場だった。
全社的に褒めることが大いに推奨されていた。
この推進役となっていたのが、何を隠そう、藤田氏であった。

彼は、とにかく褒めることが好きな人物であった。
なんやかんやと理由をつけては、褒めることを探していた。
たとえば、売上が新記録をつくる、ドライブスルーの時間当たりの通過処理台数がトップである、
日本国内で売上が一位に輝く、地域の防犯で警察署から表彰された、
などなど、とにかくなんでもいいのである。

表彰することがあると、藤田氏は必ず表彰状を作成して、全員一同に会するときを見計らって壇上に
上げ、全員注視のもとにホメ言葉を投げ掛けていた。
中には、5年勤続とか10年勤続のようなだれでももらえるようなものまでもあった。
だから、はっきりいって、ほとんど社員の全員が表彰状をもらっていたことになる。

藤田氏は、このように人前で褒め称えることで、しっかりと戦力になってくれることを認識していた。
実際、表彰されたことで、藤田氏のファンになっていった人も多い。
私は、今でも彼が贈呈した表彰状を、
店舗の事務所の壁に額に入れて掲げている多くの社員がいるのを知っている。

褒められて、イヤな気持になる人はいないだろう。
人間には「人に褒められたい」という基本的欲求が備わっているからだ。
相手のことは、いくら褒めても褒めすぎることはない。

反対に、叱るときには、このような大々的なことはやらなかった。
しかし、各部単位でしっかりと、個人を叱咤激励する意味で、愛情をもって叱っていた。

叱るのは、その人の失敗を人前にさらすのが目的ではない。
叱る相手に自分の考えを理解してもらい、才能を伸ばしてもらうことが最大の目的である。

「億万長者にはなぜ口ベタが多いのか?」三五館


人は、賞賛を渇望(かつぼう)する生き物だ。
どんな小さなことでも、褒められれば嬉しい。

藤田氏は、社員の奥さんの誕生日にも花を贈っていたという。
その気配りは半端ではない。

褒められて最高にうれしい事は、自分が心の奥底で、何となく認められたいと思っていたことや、
強く関心を持っていることを、褒められたときだ。
それを、心理学では「もっとも欲しかった褒め言葉」、ターゲットストロークという。

ターゲットストロークは、その人のことをよく見ていないとあげることはできない。
何を欲しているのか、今何に関心があるのか、を知る必要がある。
そうでないと、褒めることは、時として頓珍漢(とんちんかん)となり、逆効果となる時さえある。

褒めることは、相手をよく知ること。
相手を褒め、喜ばせることは、自分にとっても至福の時となる。



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