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2011.7.4

失敗は成功のもと

内藤誼人氏の心に響く言葉より…

日本のT繊維会社で、織り方を間違えて、毛が一方にだけ向いた布ができてしまったことがある。
社員は真っ青である。
損害も相当な額であり、このまま捨てるわけいにはいかない。
そこで、社員たちは、この布の使い道をあれこれ考えた。
すると一人が「常識的に考えて、一方向に毛が立っている布でブラシを作れば、
服のほこりが取れるんじゃないですか?」という意見を出したという。
そのアイデアが採用され、「エチケットブラシ」として売り出してみると、これが好評だった。

ケロッグ社のコーンフレークは、
茹でた小麦をパン焼き用のブリキ製容器に置きっぱなしにしてしまった結果の、失敗作だったそうである。

スコット・ペーパー社が売り出したペーバータオルは、トイレットペーパーを作る機械の調子が狂って、
何枚も重なった紙を吐き出し始めたときのアイデアを採用してできあがった商品であるそうだ。

シャンパンの最高級品の名前として出てくる「ドン・ペリニヨン」は、人物名である。
1668年にフランスのある寺院の聖職者であった人物の名前が、ドン・ペリニヨンなのだ。
ある日のこと、ドン・ペリニヨンは、
うっかりしてまだ発酵がなされていないワインにコルクの栓をしてしまったことがあった。
当然、ビンの中には炭酸ガスが発生し、ワインとは別のものができあがってしまう。
しかし、ドン・ペリニヨンは、その飲み物を捨てるのが惜しくて、試しに自分で飲んでみることにした。
すると、ワインとは違うものの、とてもおいしい飲み物ができていることに気づいた。
これを他の人たちにも勧めてみたところ、意外に好評である。
こうしてシャンパンという飲み物が出来上がったのだ。

何らかの失敗によって、予想もしなかった商品ができあがったとき、常識的な反応としては、
「これは当初の予定した商品じゃないのだから、作り直そう」と考えるはずである。

しかし、ちょっと待ってほしい。
当初の予定とどれほど食い違っていようが、ビジネスでは、売れればいいのだ。
もし、お客に好まれ、買ってもらえるものであれば、それは立派な商品となりえるのだ。
ダメな社員の思わぬ行動や失敗の中にでさえ、ビジネスチャンスが隠れているかもしれない。

『深層心理で売る技術』PHP


ホンダの本田宗一郎氏は、『 失敗というのは、自分が失敗だと認めてやめたときが失敗なのだ 』という。
つまり、成功するまで、あきらめずにやり続ける人に、失敗という言葉はない。

人は誰しも失敗をする。
成功した人は、「何度も挑戦し、失敗を重ねた人」とも言える。

失敗を恐れる人は、冒険やチャレンジすることを躊躇(ちゅうちょ)する。

大企業病や役所の事なかれ主義を揶揄するときに使われるのが、
前例踏襲、横並び、自己保身、問題先送り、責任転嫁(責任の所在不明)、等の言葉だ。

物事は一面だけではない。
上もあれば、下もあり、横もあれば、斜めからみることもできる。

失敗したと思ったら、頭を柔らかくして、もう一度別の用途で使えないかを考えてみることだ。
「瓢箪(ひょうたん)から駒」という言葉もある。

「人生、失敗した!」と思っても、どっこい、最後に大逆転もある。
失敗を恐れず、いつもチャレンジし続ける人生でありたい。



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