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2011.7.2

日本を今一度「せんたく」する

金美齢氏の心に響く言葉より…

坂本龍馬の手紙に「日本を今一度せんたくいたし申し候事にいたすべく…」という有名な言葉があるが、
この「せんたく」の意味をどう受け止めるべきか。

皇學館大學教授の松浦光修(みつのぶ)氏はこう述べている。
龍馬の「せんたく」という言葉には深い思想性がある。
古いものを捨てて、まるごと取りかえるのが、外国風の「革命」の思想であるとすれば、
古いものを捨てずに、それを洗って一から出直すのが、
日本的な「維新」の思想で、その思想が「せんたく」の一言に集約されている。
(『正論』平成22年11月号)

そうなのだ。
このたびの大津波によって、私たちは戦後日本のさまざまな弊害を洗い落とし、
一から出直すことを意識しなければならないのだ。

空虚な平和主義、自らの生存を危うくすることに気づかないままの他者依存、
愛国心を忌避する誤った歴史観、そして国家観なき「地球市民」などという概念の遊戯への埋没…、
これらが日本国を機能不全に陥れている根源なのだということに私たちは気づかねばならない。

愛国心という言葉で思い出すのは、曽野綾子さんが、アンゴラでのハンセン病患者支援のため、
知人の医師であり牧師であるスイス人がスイス国籍を捨ててアンゴラ人になった事例に触れて、
「日本をあしざまに非難した人たちは、一人として日本国籍を捨てて彼らの賛美する国に国籍を移していない」
と辛辣な批判をしたことを思い出す。

『凛(りん)とした日本人』PHP研究所

自分の勤務する会社を、攻撃し、非難し、誹謗中傷し続ける社員がいたとしたら、
会社に長く居続けることは難しい。
妻や夫の批判や悪口をいい合う夫婦がいたら、離婚もせずに一緒に暮らしていることの方が不思議だ。

会社や夫婦で考えるとよくわかるのに、こと国家のことになるとその理屈が通用しない。
海外では、国の悪口を言ったら即座に牢獄というところも多いが、
日本では言っただけでは取調べもされなければ、逮捕もされないくらい良い国なのに…

「家族愛」、「愛社精神」が必要なのと同様に、「愛国心」も必要だ。

罵りあい、非難し、悪口を言い合って、いい人間関係をつくるなどありえない。
本当に嫌なら、やめるしかないのに、その覚悟もなしに、言葉にすることはあまりに責任がなさすぎる。

今、日本に必要なのは革命ではなく維新。
今まで、たまってしまった汚れや垢を洗い流し、「せんたく」すること。

日本を今一度「せんたく」する。
今こそ多くの人たちが、正しい歴史感や国家感を身につけ、平成の維新を成し遂げたい。



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