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2011.6.28

人生は「答え」だ

養老猛司氏の心に響く言葉より…

私はいつも、人生は「答え」だと言うようにしています。
多くの人は逆に考えています。

人生は「問い」ではないのに、若いうちは特に勘違いをしている。
だから「人生とは何か」「生きるとは何か」と考えるのです。

この年になってわかるのは、今の自分がこうしてあること自体が、何かに対する答えだということです。
それも「こうやったからこうなった」という単純な答えではない。
自分がいままでやってきたこと、社会とかかわってきたことの結果として表にあらわれているのが、
ただ今現在の自分である。

いろんなことに反応してきた結果が今の自分です。
世の中の一部としてあらわれたのが自分なのです。

自然現象、自然のものというのは常に答えです。
人間も生き物ですから自然の一部なのはあたりまえです。

生きていれば、さまざまな悪いことが起こります。
しかし、何かあったときには最終的にプラスになるように考えるしかないのです。
人生が完成する、より成熟する、より良い答えになるということです。

自分の人生がよりいい作品になる。
そう思えばいいのです。

『復興の精神』新潮新書


かつては成人病といわれた、生活習慣病は食習慣や、
運動習慣、喫煙や飲酒の習慣が引き起こすもの、と言われている。
すなわち、日頃の生活習慣の答えが、生活習慣病となる。

今の生活、仕事、人生全てが、今まで積み重ねてきた活動の結果であり、その答えだ。

テストで悪い成績だったからといって、人に文句を言うわけにはいかない。
テストの点数が自分の今までの努力の結果だからだ。
自分が出した答えには、愚痴や文句は言えない。

森信三先生はこう語る、
「結果こそが現実であって、たんなる願望や意図は、…それがいかに善意であろうとも… 
さらにはいわゆる計画すらも、これを結果のもつ冷静な現実性との対比からいえば、
まさしく一片の主観的な観念、ないしは想念として、一種の夢のごときものに過ぎないということを、
心根に徹して知る必要があると思うのです」(人生二度なし)より

真実や真理は、現実の中にある。
だからこそ、「こうなったのには何か訳があるのだろう?」という自問自答は必要だ。
人のせいではなく、全てが自分が引き起こしたのだ、と自己反省するからだ。

自分の出した答えは、修正はできないが、ポジティブに解釈することはできる。
「これは、今の自分に必要だった」、と。

自分の人生をよりいい作品にするため…
どんな現実であろうと、常に自分にプラスになるように考えるクセを身につけたい。



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