2011.5.21 |
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いい氣を出し続ける |
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太田典生氏の心に響く言葉より…
楽しい状態のときには、氣が出ています。
そんなときは、「よし、やってやるぞ」という氣力が生まれてきて何事もうまくいきます。
今ここに、井戸があるとする。
チョロチョロとでも水が湧き出している間は、周りの水は、その井戸に流れ込むことはできません。
ところが、いったん水が止まると、外の水はいっせいにその穴に流れ込みます。
私たちの氣もこれと同じで、自分の氣が出ている間は、他人の氣を絶対に受けることはないのです。
氣の研究会の方から、
「あなたの氣が出ていたら、悪いものは入ってこないのですよ。
いつも氣を出していることが大切なんです」と教わった人の話です。
自分の机上の電話が鳴るたびに「よし、これはいい話を伝えてくれる電話だぞ」と氣を送り、
電話に出るように心掛けたら、悪い話の電話がこなくなったという話を聞いたことがあります。
相手からかかってくる電話が、文句や苦情を言うための電話であたとしても、
自分がプラスの氣を送って明るくテキパキと応答したら、相手の応対も変わってくるのです。
『「いい話」のおすそわけ』三笠書房
「気」には、「メ」があるが、それは、「〆る」、「閉める」という意味で、気が閉じ込められてしまう。
「氣」には、「米」があり、これは、宇宙(四方八方)からのエネルギーを取り込み、「八方に出す」という意味になる。
湧き水が湧いているところは、氣がいいという。
引力に逆らっても出ているものだから、相当なパワーがある。
病気で寝込んでいるときなど、弱っているときは、ちょっとした嫌な情報が気になって仕方ない。
弱気になっているときには、否定的なことが入りやすいからだ。
「魔がさす」とは、「あの人格者が、なぜあんなバカなことをしてしまったのか」、
といういうような場合に使うが、氣を抜いた瞬間に、「魔」が入り込み、悪事を起こしてしまう。
ネガティブなことが、入ってきてしまう時が要注意なのだ。
それを防ぐには、常に自分の氣を少しずつでも出していること。
氣は、相手を楽しく愉快にさせる「笑い」や「笑顔」からも出ているし、
「感謝」、「楽しい」、「ツイてる」といった、いい言葉からも出る。
いい氣を発すれば、自分もまわりも、明るく元気になる。
毒気を発すれば、自分もまわりも、暗く病気になる。
残念ながら、今の世の中はマスコミのニュースを筆頭に、ネガティブな情報に満ちあふれている。
悪い情報は遮断し、自ら率先して、いい氣を出し続けたい。 |
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