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2011.5.9

夢とイメージ

栗原英彰氏の心に響く言葉より…

少し古い話題になるけれど、長野オリンピックの男子スピードスケートで清水選手が優勝した。
その時のインタビューが、鮮明な記憶になって残っている。

「まだ決勝戦ではなかったのに、昨日も涙が浮かんでいましたね」
というアナウンサーに対する、清水選手の答えはこうだった。

「イメージしていましたから」
つまり彼は、優勝したら日の丸の旗を持ち、喜びの涙を流しながらリンクを一周するところまで、

決勝前からすでにイメージしていたのだ。
そういうイメージトレーニングをおこなってきた、という意味だろうと私は解釈した。

「優勝した夢を見たんですか」とアナウンサー。
「いや。夢でなく、イメージしていましたから」

「夢の中でイメージしたんですね」
「いや、イメージしてたんです」
トンチンカンなやり取りを聞きながら、

優勝できなかったもうひとりのスプリンター、堀井選手のことを思っていた。

堀井は、オリンピック直前に強化合宿をおこなった。
コーナーを曲がるとき、どうしてもふくらんでしまうクセを直そうとしたらしい。
そのことをニュースで知った私は、「ああ、堀井の金メダルはないな」と直感した。

そこには、「ふくらまないようにしよう」という、否定的な意識が働いていると感じたのだ。
「××しないようにしよう」と思うほど、人はその「××」を実現してしまう。

『ビジョナリーライフ10の法則』現代書林


マザーテレサの有名な話がある。

「反戦運動には参加しないが、平和運動なら参加する」という言葉だ。
反戦運動と言えば言うほど、戦争に目がいき、戦争を引き寄せてしまうから、という理由だそうだ。

同様に、ばくぜんと夢を見ている人は、夢のままで終わってしまう。
そうではなく、なりたい自分をありありとイメージすること。
夢と、イメージは違う。

「酔生夢死(すいせいむし)」という言葉がある。
まるで、酔っ払って、夢の中にいるように、ぼんやりと正体なく生きて、一生を終えることだ。

なりたい自分を鮮明にイメージし、心に刻み、それに向かって懸命に努力する。
未来を今に引き寄せることができたとき、そこから本当のドラマが始まる。



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