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2011.5.3

誰かのために戦う人間は強い

産経新聞「主張」の、心に響く言葉より…

【誰かのために戦う強さを】

《安藤の世界一》

東日本大震災の影響で開催地を東京からモスクワに移したフィギュアスケートの世界選手権で、
安藤美姫選手が優勝した。

彼女を世界一に押し上げたのは、「日本のために滑る」という強い気持ちだった。
開会式で銀盤に映し出された日の丸がアリーナに掲揚され、
目に涙をたたえて君が代を歌う安藤選手の笑顔が美しかった。

安藤選手は大会前から、「日本の、被災地のために滑る。
一人でも多くの人に笑顔になってもらいたい」と話していた。

被災者のことを思い、自分は普通の生活を続けていていいのか、と悩んでいたとき、
背中を押してくれたのは、「笑顔がみたい」という被災者からのメッセージだったのだという。

昨年の覇者、浅田真央選手がジャンプの不調に悩み、
久々の競技会だったバンクーバー五輪の金メダリスト、韓国の金妍児選手のミスに助けられた面もあった。

だが、ショートプログラムの2位から逆転で優勝した安藤選手の演技には、
会場を魅了する祈り、癒やし、希望があった。
世界選手権の勝因を、安藤選手は
「日本のことを考えて滑った。それが今までと大きな違い。強い気持ちでリンクに立てた」と語った。

仙台では改修工事を間に合わせたスタジアムで、
プロ野球の楽天が田中将大投手の力投で地元での初戦を勝利で飾り、
Jリーグの仙台は、これまで一度も勝ったことがない浦和に快勝した。

楽天の嶋基宏選手会長は試合後、スタンドのファンに
「何のために僕たちは戦うのか、はっきりしました。この1カ月半で分かったことがあります。
それは、誰かのために戦う人間は強い、ということです」と語りかけた。

安藤選手の優勝は、嶋選手会長の言葉を実証する快挙でもあった。
スポーツの世界だけではなく「誰かのために戦う人間は強い」という言葉をかみしめたい。

大震災から、50日を超えた。だが、被災地の傷跡はあまりに深く広範囲で、
復旧、復興には相当の時間を要するだろう。
不自由な避難所生活を送っている被災者も数多い。
震災直後の、被災者のことを思う気持ちは薄れていないか。

誰かのために戦うことは、自らも強くする。
そう信じて国難に立ち向かっていきたい。

『産経新聞』「主張」5月2日


スポーツの国際大会などに出かける選手が、インタビューされたときによく言う言葉が、「楽しんできます」。
「楽しむ」という言葉は、自分がリラックスするにはいいが、
国の代表として出場する選手が言うには、いかにも軽いし、違和感がある。

「何のために働くのか」、「何のために進学するのか」、「何のために勉強するのか」、
を問うことは人生においてとても重要なことだ。
「何のため」という問いを何回かくりかえすと、本気や本質に突き当たる。

「何のために」という問いに対する答えの中に「自分のために」という気配があるうちは、まだ本気ではない。

世界一になったフィギュアの安藤選手のように、「東日本の被災者の笑顔のために」そして、
「日本のために滑る」という、利他の心を確信した人には強さがある。

「誰かのために戦う人間は強い」。
本気で、誰かのために戦う人でありたい。



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