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2011.4.29

努力や我慢は秘密にすべき

サッカーの長谷部誠選手の心に響く言葉より…

努力や我慢は秘密にすべきだ。
なぜなら、周囲からの尊敬や同情は自分の心の中に甘えを呼び込んでしまうから。
たとえば、大事な試合の前に足を痛めてしまったとしたら…。
監督はその選手がケガを負った状態でも(もちろん状態にもよるが)、
チームに欠かせないと判断したなら先発メンバーに入れるだろう。
選手はその信頼に応えるためにたとえ痛みがあったとしても、
それを感じさせないようなプレーをしなきゃいけない。

しかし、試合前にケガをしていることをたとえばメディアの人たちに知られたら、
絶対にミックスゾーンで「ケガの具合は?」と訊かれるだろう。
親しい人たちからは「大丈夫?」と電話がかかってくるはずだ。
そういう同情や心配は心を乱す雑音になってしまう、というのが僕の考え方だ。

「痛いけど、頑張ります」と答えるのは、
『100%プレーができないと思いますけど、許してくださいね』
と言い逃れをしているようだ。

自分が発する言葉というのは自分自身に語りかけているところがある。
口にした言葉は自分の耳を通じて、自分の心に届く。
だから、みんなの前で痛みを認めるのは自分自身で自分のなかに言い訳の「種」を植えつけるようなものだ。
いざ試合が始まって、ギリギリの勝負をしているときに、
その「種」がみるみる成長して、勇気をがんじがらめに縛りつけてしまう。
そんな選手がピッチでいいプレーができるはずがない。

チームメートにも、ケガをしていることは当然知られたくない。
「あいつは足を痛めている」とまわりに気を遣わせてしまうからだ。
そういう余計な同情はまわりの判断を鈍らせて、足を引っ張ってしまう。
練習でもガツガツ来られないだろうし。

サッカーというスポーツにケガはつきもので、プロでありば多かれ少なかれ、
身体のどこかに故障を抱えていて、痛みと付き合っている。
それなのに、自分だけが「痛みを我慢してプレーしていたんですよ」と言うのはズルいし、
出場していない選手に失礼だとも思う。
自分の実力をカムフラージュする言い訳でしかない。

努力に関しても同様だ。
もちろんすべての努力を隠すわけじゃなく、
訊かれたら答えるけど積極的には人には言わないようにしている。

周囲からの尊敬や同情は、気づかないうちに自分の中に甘えを作ってしまう。
甘えができたら、楽な方に流れてしまう恐れがある。
特に自分が追い込まれて、ぎりぎりの判断を迫られたときに。

だから、これは賛否両論あると思うがケガについて僕は嘘をつくことがある。
「コンディションは問題ありません。いけます!」

『心を整える』幻冬舎


長谷部誠選手は、現在、ドイツのヴォルフスブルクというチームに所属している、
日本代表のゲームキャプテンだ。

若干27歳の長谷部選手のこの本、『心を整える』を読んで、正直舌をまいた。
なんてストイックなんだろう、なんと大人なんだろう… と。

長谷部選手は読書家だ。
多く読むきっかけとなった本は、ディールカーネギーの『人を動かす』。
好きなフレーズを書き写した、読書ノートもつけているという。

サッカー選手は人前で話す機会が多い。
岡田監督は、「ミーティングで偉人の名言やエピソードをスムーズに言うことができれば、
選手やチームを鼓舞できる」とよく言っていたそうだ。

まさに、「努力は人を裏切らない」。
甘えをなくし、ストイックに、そして密かな努力を重ねたい。



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