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2011.4.26

感謝の便りを

松原泰道師の心に響く言葉より…

「二度とない人生だから
一ぺんでも多く
便りをしよう 
返事は必ず
書くことにしよう」
(坂村真民)

ある定時制の高校でお話する機会があり、この坂村真民さんの詩を紹介しました。

すると、ひとりの生徒が、こういうのです。

「僕たちは昼間の学校に行っている友達ともハンディがあって一年余計勉強するんです。
田舎で中学を終わって、故郷を出るときに、
ああこれから友だちより一年多く勉強しなければならないんだなという
憂鬱(ゆううつ)な気分で汽車に乗りました。
集団就職ですから友だちも多いから寂しくはなかったんです。

僕はさいわい電車窓側に座れたので、窓の縁(ふち)に手を乗せていました。
発車のベルが鳴ると同時に気がついたのは、僕の手の甲の上にお母さんの手が重ねられていたのです。
僕の手の甲を押さえてくれるお母さんは、老いと仕事の疲れでザラザラになった荒れ果てた手で、
僕の手の甲を押さえて僕の耳に口を寄せて言ってくれました。
4年前の言葉です。

『東京へ行ったらね、できるだけたくさん便りをおくれ。
お母さん待ってるからね、葉書でいいからおくれよ。
疲れていたり、忙しくて書けなかったら、寝るとき必ず故郷の方を向いて寝ておくれ。
お前の夢を見ることが出来るかも知れないからね』

といってくれたのです。
今、先生のお話を聞いて思い出しました。
僕書きます。
寮に帰ったらすぐ書きます」

『禅のこころに学ぶ 日々好日』総合労働研究所


二度とない人生だから
まず一番身近な者たちに
できるだけのことをしよう
貧しいけれど
こころ豊かに接してゆこう
(坂村真民)

親が子を思う気持はいつの世も同じだ。
どんなに口やかましくいう親でも、子どもが家を離れ、巣立っていくときは、涙を流す。

吉田松陰の歌に
「親思ふ 心にまさる親心 けふのおとづれ 何ときくらん」

松陰が獄中にあるとき、両親はたびたび、着る物や、食べ物を差し入れ、書物も届けた。
また、不衛生な獄舎の生活に、母親はよく洗濯にも通ったという。

「親が子を思う気持ちは、子どもが親を思う気持ちより数段深い。
私が処刑されることを知ったら、どんなにか悲しむことだろう」

処刑される前にうたった歌だそうだ。
信念を貫いた自分は仕方がないが、私を思ってくれる親に対して申し訳ない、という切々とした思いが伝わる。

親が生きているうちしか、親孝行はできない。
誰もが分かっていることなのに、多くの人は親が亡くなってからこの事実に気づく。

二度とない人生だから…
親に感謝の便りを出したい。



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