2011.4.18 |
|
生きるとは燃ゆること |
|
平澤興氏の心に響く言葉より…
生きるとは、情熱をもって燃えることだと思います。
燃える心を忘れているような生き方は、気の毒な生き方ではないでしょうか。
賢いと燃ゆることができないですね。
燃ゆるためには愚かさがいる。
愚かさは力です。
だから、優等生もいいけど、優等生のやり得る仕事は大抵、型が決まっている。
本当に世の中に大きな光を与えるのは、必ずしも、いわゆる優等生だけではない。
日本の将来に大きな変化を与えて、自ら進むべき道を断固として守っていくというようなのは、
むしろ優等生でない方に多いくらいです。
だから、やっぱり、ある意味で愚かさが必要です。
損とか得なんていうことは考えないで、ひたむきに行く人ですね。
『現代の覚者たち』致知出版
頭で考えていては、燃えることはできない。
燃えることは、理論や、理屈ではないからだ。
燃えるには愚かさがいる。
愚かさをさらけ出せる大人は、魅力的で、可愛げがある。
平時では、昼行灯(ひるあんどん)のように役に立たないと思われていた人が、
異常時に力を発揮することがある。
学生時代、勉強嫌いだったため、試験は常にビリだったという、
英国のチャーチルこそがその人であった。
時の英国首相チャーチルは、狂気のヒットラーが破竹の勢いで進軍を続け、
あわやイギリスに上陸か、と思われたとき、敢然と立ち向った。
チャーチルは国民に向って演説でこう言ったという。
「断じて負けるな。断じて屈するな。断じて、断じて、断じて」
そして、
「勝負はこれからだ。我らは、絶対に勝つ」と。
苦境にある時、人を奮い立たせるのは、熱い想いのこもった言葉だ。
損得で考え、頭ばかりを磨いてきた人間は、熱い言葉を発することはできない。
我々は、絶対に、ここを乗り切れる。
そんな気持で日々を、熱く、燃えて生きていきたい。 |
|
|