2011.3.28 |
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今、伝えたいこと |
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船井幸雄氏の心に響く言葉より…
最後に、今非常に気になることを一つだけ言います。
昨年(2007年)の4月14日、
中学2年生になったばかりの名前は言えませんが、T少年に初めて会いました。
【伝えたいこと】
彼はこう言うのです。
「夢の中の話だと思うけど、船井先生に、どうしても伝えて来いというから、ここへやってきました」
「2008年の前後5年が正念場です。
前半は水の災だらけで、後半は火の災いだらけ。
そこから日本人ががんばって、なんとか良い世の中を作る。
ただし日本人は、尻の毛まで抜かれる」
誰にやられるんだと聞いたら、ロシア、中国、インド、アメリカ、ユダヤ、と国の名前まで全部出てくる。
いずれにしても、これから大変動がきて、日本人が一生懸命がんばって、
大難をぜひ小難にして、良い世の中を作らなきゃならないな、というところまではわかる。
ただT少年が、分かっている人だけに言いなさいと。
「船井先生は、どうでもいい人に言ったり、金儲けばかり、どうでもいいことばかり一生懸命していた、
そんなこと止めたらどうですか?」と、そんなことを言うのですね。
では、どうしたらいいのか…
【本物の人と付き合うこと】
まず一つは、本物の人と付き合いなさいよと言いたい。
本物の人というのは、脅かしません。
いやがらせもしない。
どんなことがあっても夢と希望をもたせてくれる。
こっちががっくりすることを言わない。
人の悪口も言わない。
脅かしたり、いやがらせをしたり、なんていうのは全部ニセモノだと理解したらいいと思うのです。
【大きな計画で、世の中は動いている】
二番目に、我々には先のことはわかりません。
しかし、大きな計画で、世の中は動いている。
これはサムシンググレートの計画というのが正しいかもわからないですが、
たった一つの存在の意識によって世の中が作られているのは間違いない。
だから、わからない我々も、すべてを必要、必然、ベストだと受け入れる必要があると思うのです。
みんな良くなるようになっている。
世の中に全く無駄はありません。
これが世の中の道理です。
人間というのはみんな、生まれてくるときに、使命と役割を持って生まれてきた。
それに従ってやるのが一番いい。
ホ・オポノポノのヒュー・レン博士はこう言いました。
「すべての責任は自分にある」と。
自分のところに悪い人がいっぱい来るときは、自分が悪いと考えてみたほうがいい。
【波動の4つの原理】
波動の原理は4つしかないんです。
@同じものは引き合う
A違うものは反発する
B自分の出した波動は自分に返ってくる
Cより良い波動と悪い波動があり、良い(優位の)波動は悪い(劣位の)波動をコントロールできる
より良い波動を出せる人ほど本物ですね。
そいういう人と上手に付き合ったら良い。
【5つの正しい哲学を持つ】
そして三番目は、正しい哲学を持つ。
私はいろいろな会社の社長に言っているのです。
自分の会社を良くしようと思ったら、難しいことを考えなくてもいい、いちばん大事なのは、正しい哲学だと。
1.世のため人のため
正しい哲学とは、どんなことがあっても世のため人のためにならないことはしない。
これが一つ目です。
2.うそをつかない
そして、今の時流からいくと、秘密がなくなります。
うそは通用しなくなる。
ですから、二つ目は、うそをつかない。
これは絶対大事な点です。
3.長所伸展
三つ目は、自分の得意なこと、長所と思えること、わくわくすること、楽しいことをする。
それも自分のためだけでなく世のため人のために貢献できる様に行動する。
これは長所伸展です。
悪いところを直そうとしないほうがいいですよ。
得意なことを伸ばすと、ツクのですよ。
そうしたら、うまくいきます。
4.高い波動を出す
四つ目は、なるべく高い波動を出す。
どうしたら高い波動を出せるのか。
波動とは何かと簡単にいうと、意識や言葉です。
その方法の一つは、我執と金銭欲を最低限にすることです。
すればするだけ、いい波動がでます。
二つ目の方法は、言葉を大事にする。
悪口を言わない、人の足を引っ張らない。
反対に人を褒める、すると物事が上手に運ばれていきます。
マネーゲームに走らないこと。
特にゼロサムゲームは、誰かが儲けて誰かが損する。
為替や株がそうですが、そんなことで稼ごうなんていう知恵は使わないほうがいいと思います。
そういうことに知恵を使いすぎると、劣位の波動になって優位の波動が出てこなくなります。
5.しっかり勉強する
それから、五つ目は、しっかり勉強すること。
しっかり学び、しっかり働く。
ただあくまでも、自分がワクワクいきいきするように働いたらいい。
《結論》
ここからが結論です。
夢と希望を絶えず持つこと、これが大事です。
素直で、勉強好きで、プラス発想です。
そして、絶えず前向きに生きて欲しいのです。
『船井幸雄先生 特別講演録』(2008年1月12日 ことはじめ会)
2008年の講演録だが、あまりに現在の状況と酷似している。
今、我々に必要なことは、本物の人と付き合い、本物の情報を得ること。
本物の人は、脅かさないし、嫌になることも言わない。
そして、自らが高い波動を出し続けること。
つまり、いい言葉を使い、人をほめることを多くすること。
しっかり勉強し、前向きで、明るくて希望が持てる言葉を発し続けたい。 |
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