2011.3.27 |
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天皇陛下の自主停電 |
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アインシュタインのあまりにも有名な、心に響く言葉より…
近代日本の発達ほど、世界を驚かしたものはない。
この驚異的な発展には、他の国と異なる何ものかがなくてはならない。
果たせるかなこの国の、三千年の歴史がそれであった。
この長い歴史を通して、一系の天皇をいただいているということが、今日の日本をあらせしめたのである。
私はこのような尊い国が、世界に一カ所位なくてはならないと考えていた。
なぜならば世界の未来は進むだけ進み、
その間幾度か戦いは繰り返されて、最後には戦いに疲れる時がくる。
その時人類はまことの平和を求めて、世界的な盟主を挙げねばならない。
この世界の盟主なるものは、武力や金力ではなく、凡ゆる国の歴史を抜き越えた、
最も古くまた尊い家柄ではなくてはならぬ。
世界の文化はアジアに始まって、アジアに帰る。
それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。
吾々は神に感謝する、吾々に日本という尊い国を、作って置いてくれたことを。
『Wikipedia』より
新聞に、こんな記事があった。
【両陛下、「自主停電」お続けに】
天皇、皇后両陛下が、東日本大震災の被災地に思いをはせ、
お住まいの皇居・御所の電気を一定時間使わない「自主停電」を続けられていることが分かった。
「国民と困難を分かち合いたい」という趣旨で15日に始めたもので、
宮内庁の羽毛田信吾長官らによると、陛下は「寒いのは(服を)着れば大丈夫」とおっしゃっているという。
両陛下は計画停電で「第1グループ」に分類された地域の停電時間に合わせ、
1回約2時間にわたり、明かりや暖房といった電気の使用を一切控え、
時にはろうそくや懐中電灯を使いながら過ごされているという。
暗い中で夕食を取られることもあったようだ。
両陛下は、第1グループで停電が計画されたものの、
実際には電力供給が逼(ひっ)迫(ぱく)せず、停電がなかった日も、
当初の計画時間に合わせ、自主的な停電を実行された。
15日から23日までは1日も欠かさずに行い、
スケジュールに合わせて同じ日に朝晩2回、電気を止められた日も複数回あったという。
宮内庁東宮職によると、皇太子ご一家も、同様の「自主停電」を、お住まいの東宮御所で行われているという。
計画停電では、皇居のある東京都千代田区は対象地域になっていない。
『産経ニュース』(3月24日)より
涙の出るような話だ。
人は、力ずくの命令では決して動かない。
どんなに圧力をかけられ、押し付けれられても、
「北風と太陽」のごとく、ますますマントを着込み襟を立てるだけだ。
しかし、ぽかぽかと春風のようなやさしさや、思いやりが伝わると、自らマントを脱ぎ捨てる。
日本に、皇室があってよかった、ありがたいと、つくづく思う瞬間だ。
日本は、どんな災難も必ず乗り越える。
そして、世界から尊敬される国となるという。
今、外国人は、放射能を恐れ、どんどん国外退去している。
しかし、どんなことがあろうと、ご高齢の両陛下は皇居にいらっしゃる。
我々も、陛下とともに、この難事を乗り切りたい。 |
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