2011.3.24 |
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スマイルと書かれた張り紙 |
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相田みつを氏の心に響く言葉より…
【声をかぎりに】
強がりなんかいうことないよ
やせがまんなどすることないよ
だれにえんりょがいるもんか
声をかぎりに泣くがいい
ただひたすらに泣けばいい
(相田みつを)
新聞にこんな記事があった…
【スマイル】
伊藤さんと岡野さんは今、同僚1人とともに約400人が避難している弓道場を取り仕切る。
砂の上にブルーシートなどがひかれ、その上で避難者たちが毛布にくるまる。
ストーブ3台で暖を取るが、砂から伝わる冷気に避難者は体を震わせる。
伊藤さんは父親、岡野さんは母親の行方が分からない。
だが、伊藤さんは
「ほかの職員も家族を捜したい、会いたいと思っている。
でも避難所は離れない。私たちは町民を守っていく」
と揺るがない。
岡野さんも
「町長が亡くなったと知り、頭の中が真っ白になった。
でも頑張るしかない。みんなで乗り切る」
と涙をこらえた。
弓道場で20日、張り紙が張り出された。
「スマイル」という見出しの紙にはこうつづられていた。
−−家が無くなってしまった人もいると思うけど、みんなで助け合って笑顔で、がんばっていきましょう。
その笑顔で周りの人に元気を与えて下さい。
(小学6年)
−−今みんなができること。
1、明るいあいさつ。
2、進んで仕事を見つけること。
3、元気に遊ぶこと。
4、手あらい・うがい・健康第一
町民の1人が拡声器で文章を読み上げると、弓道場から拍手と「ありがとう」という歓声が上がった。
【産経新聞】より
時として、大人は子供に教えられることがある。
大人が、目の前のことに精一杯で、呆然(ぼうぜん)としているときだ。
あたりまえのこと…
「きほんのあいさつ」
「ぬいだくつをそろえる」
「はい、というへんじ」
そして、「スマイル」
今、自分ができることを一人一人が実行したい。 |
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