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2011.2.16

今日の解は明日の解ではない

小阪裕司氏の心に響く言葉より…

感性社会には主に三つの特徴がある。

まず一つ目は「これをやれば必ずこうなる」という決まりきった解答がないということだ。
たとえば、出版関係者によると、以前は
「こうすればいい企画が立てられる。いい本ができる」と教えることができた。

売れっ子の作家や学者を囲い込むだけでも本が順調に売れて収益が確保できた。
しかし、近年はそれが通用しないという。
昔ながらの発想で、売れそうな著者に本を書いてもらってもなかなかヒットしない。

二つ目の特徴は、「今日の解(かい)は明日の解ではない」ことだ。
ライバル会社がヒット商品を出したからといって、そのまま何も考えず類似商品を作ったり、
近所の店が流行っているからといって、そのままその内装や広告を真似たりするのも、
この社会に適さないやり方であることがわかる。

今の社会は変化が速い。
その影響でよく知られていることは、提供する商品の寿命がどんどん短くなっていることだろう。
モデルチェンジのサイクルが早まっているのは感性社会になったがゆえである。

三つ目の特徴は、「A社の解はB社の解ではない」ということだ。
つまり、他社の解は自社の解ではないということである。
かつての工業社会においては、他社の解をそっくり真似ることで成功する確率が高まった。
しかし、今日重要なのはむしろ真似ではなく、「差異」や「らしさ」があることだ。

この三つの要素はお互いに重なり合っている。
世界の変化速度はこれまでにない速さである。
それは情報社会がもたらした感性社会の特徴である。
すると、われわれは動いているものを自らも動きながら扱わなければならない。
だからこそ、感性社会のビジネス現場で見るべき最も重要なものは、思考プロセスなのだ。

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かつては、「成功事例を踏襲(とうしゅう)する」と、よく言った。
ひとつうまくいったら、それを繰り返しやり続けることだが、今はそれではうまくいかない。
刻々と変わる市場や、お客様の変化に対応しなければいけないからだ。

以前、羊羹(ようかん)の「虎屋(とらや)」の黒川光博社長の講演を聞いたことがあった。
とらやは、室町時代から500年続いている会社だが、
「伝統だけに固執せず、革新を続けてこそ老舗の発展がある」と言っていた。
同時に、革新や変化は大事だが、「おいしい和菓子を喜んで召し上がって頂く」という、
創業の原点は命懸けで守り続けている、という。

虎屋のような、何百年と続く老舗であっても、昔からの繰り返しではやっていけない。
店舗の場所も、最初は奈良から平安遷都とともに京都に移り、
天皇の遷都とともに東京に店を移し、現在では、ニューヨークやパリにも出店している。

味も、時代により微妙に変えているという。
塩分や甘みも、時どきで好みが違うからだ。

現代は特に、「これをやれば必ずこうなる」、「今日の解(かい)は明日の解ではない」、
「A社の解はB社の解ではない」という時代だ。
しかし、これは、連綿として続いてきた老舗もずっと努力してきたこと。

他人の真似ではなく、自分の感性を磨き、絶えず変化していきたい。



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