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2011.2.4

ある日、ひらめきが降りてくる

ジョエル・ロブション氏の心に響く言葉より…

数年前、京都の調理師専門学校で、
ジョエル・ロブションが若い学生を前にして自らの料理哲学を披露した。

その講演のあと、料理人の卵のひとりが質問した。
「どうしたら、ロブションさんのようにすごいフランス料理が作れるようになるのですか?」

すると彼は噛んでふくめるように、次のようなことをゆっくりと話し始めた。

「料理人の仕事というのは、毎日毎日同じ仕事の繰り返しです。
それもとても単純な作業の繰り返しと言ってもいいでしょう。
でも、この単純な作業の繰り返しという仕事を疎(おろそ)かにしてはいけません。

料理というのは、頭と手を使う職人仕事です。
頭で考える間もなく、手や身体が自然に動くようになることが、とても大切なことです。

それも、とるに足らないようなことでも、決して手を抜かず正確に丁寧にやり続けることです。
そうした一見単純に見える仕事を長いことやり通していると、
ある日、どこからともなく“ひらめき”が湧いてくるんです。

これは、言ってみれば、神様からのご褒美なんですね。
料理人は、神様からこのご褒美をいただきたくて、
毎日厳しい仕事でもやり遂げようと、心に誓っているんです。

どうか、料理人になったら、単純な作業の繰り返しを辛いとなんか思わないで下さい。

いつか必ず、“ひらめき”で他の誰もが真似の出来ない素晴らしい料理が作れるようになりますから」

『人間味という味がいちばん美味しい(料理人名語録)』《山本益博著》大和書房

ジョエル・ロブション氏は、フレンチの神様とも呼ばれる、三ツ星シェフだ。

一見すると派手で、華やかに思われる料理の世界は、
実は地味で、単純作業の繰り返しで成り立っている。

これは、ピアニスト、演奏家、画家、と言われるアーティストや、
スポーツマン、物づくりの職人にも同じことが言える。

表面が、きらびやかであればあるほど、その裏での、
地道な繰り返しの努力には凄(すさ)まじいものがある。
一見、優雅に泳ぐ水鳥も、水面下では必死に水を掻(か)いているのと同じだ。

単調で、単純な作業をやり通した人は、無駄のない動きが身につき、
頭より先に自然に手が動くようになる。

一流の料理人なり、プロが見れば、水の汲み方、道具の扱い方といった、
一挙手一投足で、その人の腕がどの程度のものか判ってしまう。

料理で、一旗挙げようとか、有名になってやろうと頭で考えているときは、我欲がまさっている。
禅でも、“ひらめき”が降りてくるときは、「ただひたすら」という、無我の心になったとき。

料理を愛し、人の喜びのため、無心で仕事をする人に、神さまからのご褒美“ひらめき”が降りてくる。



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