2010.12.23 |
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旅は誰と行くかが大事 |
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五日市剛氏の心に響く言葉より…
旅を最高に楽しむ秘訣があるとするならば、それは何だと思いますか?
多くの方は、旅先の選択が大事と答えるかもしれませんが、
実は「どこへ行くのか」はそれほど重要ではありません。
思い出深い、楽しい旅にするための一番のポイントは、「誰と行くか」。
その次に、「誰に案内してもらうか」が大事なようです。
それでは、人生という長〜い旅をもっとも実りあるものにする秘訣があるとするなら、それは何でしょうか?
先ほどの話に重ね合わせると、まず大事なことは、「誰と行くか」。
つまり「誰と一緒に人生を歩むか」です。
配偶者、恋人、親友、家族…
そうしたかけがえのない「生涯の仲間」に恵まれると最高ですよね〜。
仲間が多ければ多いほど、楽しい人生になるはずです。
次に大事なことは「誰に案内してもらうか」、つまり肝心なときに誰にナビゲートしてもらうか。
人生の節々で必要な教えを誰に乞うかということです。
それがメンターであったり、尊敬する人、師匠と呼ばれる人であったりと、人それぞれですよね。
そうした方々とのご縁は本当に貴重です。
そして三番目が「どこに行くか」。
自分が向う先はどこかということで、たとえば人生の目標や夢。
具体的には、望んでいる進学先や就職先などをさす場合もあります。
『こころに おひさま、ありがとう』経済界
輪廻のことを書いてある本を読むと、我々は、同時期に何回も、
同じ魂のグループで、生まれ変わっている、と書かれている。
それをソウルメイトといい、魂の仲間ともいうそうだ。
演劇も、映画も、コンサートも、美術館も、食事も、誰と行くかが大事だ。
気の合わない人と行くと悲惨なことになる。
特に、食事は一緒に食べる人により、まったく楽しめないときがある。
江戸時代は、熊野三山や伊勢神宮を詣でたり、富士山などへ登るときに、案内をする人がいた。
それらのガイド役を、御師(おんし)と呼んだり、先達(せんだつ)と言った。
特に、富士山は先達がいなければ、危険で登れなかったという。
人生にも、先達という案内役が必要だ。
自分にとって最高の師を選ぶことができれば、有意義で価値ある人生をおくることができる。
しかし、師を持たなければ迷い、惑(まど)う人生となる。
人生は、「どこへ行くか」という、「目標」や、「夢」を持つことが、最も大切だと言われる。
もちろん、それが重要なことは言うまでもないが、その夢を実現するのに、
「誰と一緒に行くのか」、「誰をメンターにするのか」、ということの必要性が意外に忘れられている。
よき師を選び、よき仲間を選び、自らの夢の実現に向かって歩みたい。 |
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