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2010.12.9

心ではなく行動を変えること

野口嘉則(よりのり)氏の心に響く言葉より…

心理療法の中には行動療法という分野があります。
行動療法というのは、行動をまずしていくことで、
つまり「形」を実践していくことで心があとからついてくる。
単純に言うとこういう考え方の心理療法なんです。

まず行動、まず形を実践することで、心は、それに見合ったものがあとからできあがりますよ。

たとえば、まず表情を非常に深刻な表情にして、
そして、ちょっとうつむいて姿勢は猫背にしてですね、散歩してごらんになりますと、
たいがいどなたでも気分がめいってきますね。

ということは逆に言うと、表情を明るくしてですね、ほほえみをたたえてですね、
胸をぴんと張って姿勢をよくして、そして、歩くときに少しリズミカルに歩くんです。
こういう感じで散歩をしますと、だんだん気分が明るくなってくるんです。
できれば言葉でも、「ありがたいな」とか、そういう言葉をつぶやきながら歩くと最高です。
これが、行動療法の基本的な考え方です。

ということは、あまり心に焦点を当てないんです。
「心をなんとかしようなんてことをもう手放して、行動をやっていきましょう」と。

『いつだって、うまくいく!』サンマーク出版

「心が変われば、行動が変わる」という言葉がある。
しかし、逆に「行動が変われば、心も変わる」というアプローチのほうがうまくいくという。

心や、意識を急に変えるのはなかなか難しい。
しかし、心はそのままで、ただ行動だけを変え、それを続けるだけでいい。

心の中では、不安や悩みや心配がうずまいていてもいい。
しかし、行動は、ニコっと笑い、胸を張り、両手を振って颯爽(さっそう)と歩く。
同時に、「ありがたいな」、「楽しいな」、「幸せだな」、「ツイてるな」と言葉に出して言ってみる。
これを続けるだけで、いつか心も変わってくるという。

日本古来の武道でも、茶道でも、初心者はまず形から入り、それを身体感覚で覚えさせる。
躾(しつけ)でも、お作法でもそれは同じである。
その形が自分のものになったときに初めて、心や、意識がそれについてくる。

まず、小さな行動を変えること、そしてそれを続けること、そうしたら、心や意識も変わってくる。



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