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2010.11.17

老子の「五つの徳」

臨済宗の藤原東演(とうえん)師の心に響く言葉より…

老子(ろうし)は「徳」を五つに要約しているという。

第一、美ならず(虚飾の美しさを誇らない)

第二、弁ならず(口達者にならない)

第三、博ならず(知識をひけらかさない)

第四、積まず(損得ばかりにこだわらない、欲をかかない)

第五、争わず(何事も控えめに、柔軟に受け止める)

この五つの「徳」を養うには、己を虚(むな)しくして「虚」の心を取り戻すしかあるまい。
不器用にしか生きられない人は、自分の無力をより感じるから、
「虚」の心の大切さに気づくはずである。

政治の世界、経済の世界、学問の世界であれ、
今日、要領よく生きるのをよしとする人がどんどん増え続けているようだ。

しかし果たして老子の五つの「徳」を忘れて、見せかけの美しさを装い、
饒舌(じょうぜつ)で情報も多く得ることができ、なにごとも器用に応じることができる人は
本当に幸福と感じることができるのであろうかと思ってしまう。

『人生、「不器用」に生きるのがいい』祥伝社黄金文庫

老子(ろうし)は、春秋戦国時代の哲学者で、道教の創始者と言われるが、
実在の人物ではないとも言われている。

徳は五つに要約されると老子はいう。

第一『美ならず』とは、「美言は信(しん)ならず」といい、
飾った言葉は、真実味が薄い。訥々(とつとつ)とした誠意ある物言いの方が相手の胸をうつ。

第二『弁ならず』とは、「善なる者は弁(べん)ぜず」といい、
善人は議論しないし、言葉で打ち負かそうとしない。口先だけの評論家もダメだ。

第三『博ならず』とは、「知る者は博(ひろ)からず」といい、
エセの知識人は、本当の深いところを知らない。ただ浅くて薄っぺらな知識が多くあるだけだ。

第四『積まず』とは、「聖人は積まず」といい、
よくできた人物は何事もため込まないで、人に分け与える。与えれば与えられる。

第五『争わず』とは、「聖人の道は、為(な)して争わず」といい、
聖人は人のために働き、決して功を自分のものにしない。

『潜行密用(せんぎょうみつよう)は、愚(ぐ)の如く魯(ろ)の如し』という禅語がある。
人に知られず、密かにやる善行や修行は、まるで愚(おろ)か者で、
頭の動きの鈍い者のようにも見えるが、それでいいのだ、という意。

自分で才能があると思っている人間はえてして、自分を飾り、
偉そうに議論をし、知識をひけらかし、物も情報もため込み、自分の損得だけで動く。
すなわち、ちょっとばかり目先のきく、小器用(こきよう)な人間のことだ。

不器用な人間は、まるで「愚の如く魯の如し」。
不器用でもいい、一歩ずつコツコツと、謙虚な努力を積み重ねたい。



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