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2010.11.11

危機をチャンスに変える

村上龍氏の心に響く言葉より…

お香の日本香堂社長、小仲氏のモットーは、「伝統は守るものではなく作るものだ」というもので、
それは日本香堂の成功の原動力となっている。

テレビCFなど新しい宣伝戦略でお香のイメージを変え、
それまでは仏具店しか置かれていなかったお線香をスーパーなどで売って販路を拡大し、
さらに海外のフレグランス企業を買収して世界へお線香を売り込もうとしている。

だが、実際にお話を伺ってみると、
小仲氏と日本香堂の実情はそれほど単純でも順風満帆でもなかった。

独立したとき、親会社から基幹商品の販売と販路を止められ、
スーパーなど新しい販売網を築かなければならず、
さらには原材料である香木が減ってきて国際化を図らざるを得なかった、
というのが実情だったのだ。

「危機をチャンスに変える」というが、これほど言うのは簡単で、
実行するのはむずかしいこともない。
危機に陥った場合、チャンスに変えてサバイバルする企業よりも、
そのままダメになってつぶれてしまう企業のほうが圧倒的に多いのだ。

じゃあどうすれば危機をチャンスに変えることができるのかというと、
わたしは「一般的な正解」などないのだと思う。

サバイバルのための「コツ」や「秘訣」などあるわけがないし、
戦略も哲学もなく何となく自然にうまくいくということもない。

小仲氏と話していて、危機をチャンスに変えるために必要な条件の一つが明らかになった。
それは自らと自社の商品の可能性を信じるところから出発する、ということではないだろうか。

『カンブリア宮殿 2』日本経済新聞出版社

「危機をチャンスに変える」、これほど言い古され、当たり前のように使われている言葉はないが、
いざ実行に移すとなると、これまたこれほど難しいことはない。
誰にとっても、最大の危機は最大のピンチだからだ。

危機のとき、一発逆転を狙って、大きな賭(か)けに出た人はたいていが失敗する。
成功した人は、それが珍しいからこそ、本で取り上げられたり、ニュースになったりする。

危機をチャンスに変える「コツ」や「秘訣」、ましてやマニュアルなどありようもない。
それは個々の企業なり、個人によって状況がみな違うからだ。

「隣の芝は青く見える」ということわざがある。
危機をチャンスに変えた企業には、何か特別な幸運があったのではないか、
と我々は邪推(じゃすい)する。

しかし本当は、そんな天から降ってくるようなラッキーはない。
あるのは、自社の商品や可能性を最後まで信じ続け、
愚直に幾多の努力し続けた人だけにめぐってくるチャンスだけだ。

可能性は、他のところにではなく、自分や自社の商品の中に眠っている。
自らを信じ、神様が根負けするくらい、あきらめずに努力する人だけにチャンスはやってくる。



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