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2010.10.23

人脈を意識しないのが人脈づくりのコツ

小川明氏の心に響く言葉より…

これだけメディアが発達しているにもかかわらず、否、
逆にいうと発達しているからこそなのかもしれないが、
人々の「生きた情報、生身の情報」への欲求はすごいものがあると思う。

しかも親しい人間との対話は、「ここだけ情報」というより
「あなただけ情報」になると同時に、相手との意見交換の中から新しい創造を得ることもできる。

しかし、いくら有名人と名刺を交換したからといっても、どうということはない。
有名人を人脈に加えたかったら、
自分自身がその有名人と同じ程度の情報の質を持つ人間にならなければ話にならないのである。

人脈は、こちらの器で相手の器も決まる。
器とは、情報の質のことである。

器を大きくしていく私流の効果的な方法がある。
その方法とは自分なりの専門分野をまず確立することである。
この点に関しては自分が日本一だくらいの専門分野をまず持って、
後はそこから出発して周囲へと手を出していくことである。

専門分野というと、すぐに難しく考える人がいるが、実はそうではない。
要は何であってもよいのであって、自分の興味をひくものを
日常生活の中でみつければそれでよいのである。

例えば、渋谷の街に詳しい、

それも最近の若い人たちに人気のある店ならまかせて欲しい、ということでもよい。


あるいは五葉松の育て方、鉄道の模型、ジーンズ・ショップ、山口百恵の近況、ガムラン音楽…

要するに何でもよいのである。

なぜなら情報に上下はないし、ましてやジャンル別に優劣などありようはずもないからである。

私の立ち上がりは、仕事の関係もあって「生活者視点」ということであった。
具体的には主婦がチラシをどう扱っているかみたいなところから始めたのである。
そんなことをしつこく続けているうちに、いつの間にかダイエーの中内功さんや、
イトー・ヨーカ堂の伊藤雅俊さんが私の話を聞きたいというようになってしまったのである。

あとは得手(えて)に帆(ほ)をあげればよいだけの話である。
そんなわけで、人脈を意識しない自分づくりが実は人脈づくりへの近道なのである。
めぐり逢うべき人には必ずめぐり逢えるのが人生の不思議だ。
果報は寝て待てではなく、果報は練って待てといわれる所以である。

【表現の達人・説得の達人】TBSブリタニカ

インターネットが発達し、瞬時にして遠方の情報が分かるようになったが、
それを確かめるために、ますます往来が増えている、というのが現実だ。

かくして、マスコミで有名な人の話は生の講演会で聞きたくなり、
テレビや、ネットで詳しくレポートされている繁盛店は見に行きたくなる。

生きた情報を得ようと、講演会や交流会は各地で盛んに行われている。
しかし、どんな有名人と名刺交換したとしても、それは自分の人脈とはならない。
有名人がどうしても欲しいという情報をこちらが持っているくらいでなければ、
対等の人間関係とはならないからだ。

人がむこうから集まってくるくらいの器を持つには、専門分野の第一人者になる方法が一番だ。
それも、ごく限られた狭い分野でいい。
得意分野をコツコツと長きにわたり、深く掘り下げること。

どんな小さな分野でも、そこで日本で一番と言われるようになったら、
多くの人が話を聞きにくるようになる。

人脈を広げようとしているうちは人脈は広がらない。



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