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2010.10.14

メイク・ア・ウィッシュ

大野寿子さんの心に響く言葉より…

1992年からメイク・ア・ウィッシュの活動は始まりました。
英語で、「ねがいごとをする」という意味ですが、
重い病気と闘う子供の夢をかなえるアメリカで始まったボランティア団体のことです。

当時、真由子ちゃんは14歳で中学3年生。
世界に23例しかない難病と闘っていましたが、骨髄移植手術を春に控えていました。
手術の成功率はわずか30%。
「手術の前に、何か思い出を作ってあげたいんです」とお母さんから電話がありました。

夢はX JAPANのhideさんと会うこと。
相手は超人気のミュージシャン。
果たして、わかってもらえるだろうか。
真由子ちゃんの願いは伝わるだろうか…

hideさんの事務所に飛び込みで行ったのですが、門前払いもされず、
マネジャーがたまたまいてくれて、お話を聞いてくれました。

マネージャーは、私が書いた手紙と、預かってきたご両親からお手紙をじっくりと読み、
そのあとこう言いました。
「hideはやると思いますよ」
「いまはロサンゼルスにいるのですぐに返事はできませんが、
話せば間違いなく会うと思います」

メイク・ア・ウィッシュは世界的規模で活動しているけど、日本ではまだまだ無名の団体。
こうもすんなりと受け入れてもらえるとは…

「hideは、そういう男です」
このときのマネージャーさんの断言を、私はそのあと、何度も思い出すことになります。

東京ドームでの大晦日でのコンサートの後で会えることになったのです。
コンサートが終わり、通された控え室でhideさんの到着を待ちました。

突然、ドアがあき「どうだった?」
部屋に入るなり、hideさんは軽やかに右手を真由子ちゃんに差し出しました。

「うれしかった!」
顔を赤らめながら、返事する真由子ちゃん。

「おっちゃん、終わったばかりだから、まだ指が震えてる」
と柔らかく、しなやかに話しかけるhideさん。

真由子ちゃんは、大事に抱えてもってきたあの包みをhideさんに渡しました。

「ありがとう。開けてもいい?」
hideさんは包みの中の黒いマフラーを取り出すと、
首にくるりと巻き、真由子ちゃんの目を覗きます。

「2月から入院するんで、お手紙を書くので、返事をください」
うまく話すこともままならない真由子ちゃんの声を、
hideさんは聞き漏らすまいと顔を近づけ、耳を傾けます。

「うん、ダチだもんな」
小指を絡ませ、ふたりは指きりをしました。

そして、ついにおこなわれた骨髄移植から3日後のこと。
真由子ちゃんは危篤状態に陥りました。

せめて最後にhideさんの声を聞かせてあげたい…
そう考えたお母さんは、hideさんの事務所に連絡をします。
すると、すぐさまhideさんが病院に駆けつけました。

無菌室の窓越しに、がんばれ、がんばれと励まし続けたhideさん。
「これ真由子に」とお母さんに預けられたのは、hideさんがはめていた指輪でした。

『メイク・ア・ウィッシュの大野さん』メディアファクトリー

メイク・ア・ウィッシュは、警察官になりたい、ウルトラマンと闘いたい、
メジャーリーグの試合を見たい、Jリーグのサッカー選手と会いたい、
イルカと遊びたい、ディズニーランドに行きたいといった、
世界中の子ども達の願いをかなえてきた。

『東京のがんセンターに入院していた全身にがんが転移してしまった真也君の願いは、
山形の実家に帰ること。
費用や、サポートのことを考えると、山形へはもう帰れないとあきらめかけていたが、
メイク・ア・ウィッシュは、この「緊急のウィッシュ」に対応した。

家族そろって食事をし、大好きな猫を抱きしめ、
次から次へとやってくるたくさんの友だちとおしゃべりをして…
あっという間の、楽しい3日間が過ぎ、「また来たい」と家族に言い残し、
真也君はまた東京にリフトカーで帰っていった。
東京に戻ってきて4日後、真也君は息を引き取った。』

『「バスの運転手になりたい」という佐々木証平くん(6歳)。
ある日突然、大きな痙攣の発作を起こし、病状は悪化し、
立つことも食べることも話すこともできなくなり、ついには人工呼吸器をつけるようになった。
そんな証平くんが小さいときから憧れていたバスの運転手さんになるため、
出雲のバス操車場に「しょうちゃんの夢のバス」が走った。

応援団がファンファーレを奏でる中、運転手の制服を着た証平君の任命式が行われた。
バスは、養護学校のお友だちやそのご家族やボランティア、
100人ものお客を乗せたりおろしたりしながら、「びょういん」を出発し
「げんきまち」まで何度も往復した。』

(以上『メイク・ア・ウィッシュの大野さん』より一部抜粋引用)

実家に帰り、家族や友人に会いたいなど、健康な者にとっては、あまりにもささやかな夢かもしれない。
しかし、病気になったら、そのささやかな夢の実現さえも難しい。

夢をかなえるのはあくまでも子供で、それを陰でサポートするのが、メイク・ア・ウィッシュの仕事。
普通ならおざなりになるような小さなことにも手を抜かない。

正式な任命式をする。
制服にしても大人と一緒。
音楽も、生演奏のファンファーレ。
乗客も一人二人ではなく、100人。
なぜなら、それが最後の思い出となってしまうかもしれないからだ。

「君の夢はなんですか?その夢をかなえるお手伝いをします」という、メイク・ア・ウィッシュ。
万感の思いを込め、この活動に対して、心からの敬意を表したい。



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