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2010.9.21

心中常に喜神(きしん)を含む

田中菊雄先生の心に響く言葉より…

まずわれわれは、どんな職業でも、自分に与えられたその職業に感謝すべきであると思う。
この感謝の気持が、つらい職業も、楽しいものにしてくれる。

私は小学校を出ると(いやまだ出ないうちに)すぐ鉄道の列車給仕になった。
辞令を受けて帰って、神棚に捧げた時の気持は、いまでも忘れられない。

私は十能とデレッキを持って、客車から客車へと、ストーブを焚(た)いて歩いた。
客の用を足したり、車掌の手助けをすること…すなわち奉仕ということの喜びを知った。
またどんなに無理なことをいわれても顔色をやわらげて耐えはげむということに、
深い味わいのあることも学んだ。

普通は給仕はやらない掃除夫の仕事も、進んでやってみた。
妙なものでそこになにかしら、いうにいわれぬ味のあることも知った。

また私が非番の日がほかの給仕の事故のためにつぶれて、
出勤しなければならないような時、私は欣然(きんぜん)として行った。
そういう時はまたその時で、たとえようもない嬉しい気持のものである。

そんなふうだったので、同じ給仕の中でも、私は目上の人たちにも、下の人たちにも愛された。
私は仕事にたいするひとつのコツ…
いや、人生というものにたいするひとつのコツをこうしておぼえた。
奉仕の喜び、愛の労苦の喜び、これは実際に経験のあるものでないとわからない。

我々のすべてが、職業を道楽化するという境地にまでいたることはむずかしい。
けれども、職業を楽しめる境地にまでは達することができる。
少なくとも、明るい心をもって仕事をする、ということはできよう。

我々は自分の職業から、どれほど多くのことを学んでいるであろうか。
なんの変化もないような日々の仕事のうちに、
底知れぬロマンがひそんでいる、とあなたは思わないか?

『知的人生に贈る』知的生き方文庫

田中菊雄先生は、鉄道給仕を勤めたあと、
上京し勤めながら夜間の学校で英語を勉強し、中学の先生となった。
その後検定試験に合格し、教員資格を取り、高校教員、大学教授となり、
英和辞典の編集にも関わったまさに努力の人である。

こと志と違い、親の暮らしを楽にするため、鉄道給仕を務めた時の考え方が素晴らしい。
自分の夢や、思い描いている目標と大きく違った道を歩まなければならなくなった時、
ふて腐れず、投げやりにならずに、
思っているのと違う仕事にも全力を尽くす人には運命の女神が微笑む。

「接客や、手助けをするという仕事に、奉仕の喜びを知る」
「無理な要求にも笑顔で耐えることに、深い味わいを感じる」
「人が休み、急な出勤要請があっても喜んで出勤する、そこにたとえようもない嬉しい気持を持つ」

安岡正篤師は、このことを、
「心中常(しんちゅうつね)に喜神(きしん)を含む」と言った。

つまり、どんなに苦しいことがあっても、どこか心の奥底に喜びを持つこと、だ。

誰もが嫌がるような仕事や、無理な要求に対しても、
そこに深い味わいと喜びを感じる人は、まわりから好かれ、成功する。

仕事の道楽化とまではいかないが、仕事を明るく受け止め、楽しんでできたら最高だ。



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