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2010.9.20

こけたら立ちなはれ

後藤清一氏の心に響く言葉より…

「何も咲かない冬の日は
下へ下へと根をおろそう」

…味のあることばではないか。
一見習工から出発した私には、とりわけそうだ。

何も咲かないはずの私ですら、ひたすらに生き、ひたすらに働き、
ときにつまずき挫折しながらも、ひたすらに工夫改善するということだけで、
大勢の人のリーダーになって久しい。

人生はこけたら立てばいいのである。

松下氏は、壮年のころよく「もういっぺんや」ということをいわれた。
松下氏が、七十円の資本で四畳半の間借りで、
自分の考案した電気ソケットをつくって売ることで、事業の旗を掲げたことは周知であろう。
しかし、無名の製品がそれほどトントンと売れるわけがない。

ものの見事に失敗した。
悩みもし苦しみもしたが、松下氏は奥さんの着物を質において、
「もういっぺんや」と、事業を一歩前進させた。
その後、いくども行き詰っては「もういっぺんや」をくりかえしてきた。
そして会得された。

「人間、何度やりそこなっても『もういっぺん』の勇気を失わなければ必ずモノになるもんや」

つまり、こけたら立ちなはれ、である。

『立ったら歩きなはれ』PHP文庫

後藤清一氏は、経営の神様と言われる松下幸之助氏と、
井植歳男氏(三洋電機創業者)に育てられた。
小学校中退の学歴から、最後は三洋電機の副社長にまでなった人だ。

松下電器に入るまでは、職を転々とした。
偏屈な性格だったと語る後藤氏は、松下氏と井植氏から、
散々叱られ、多くの失敗を重ねたという。

どんなに大きくなった会社でも、創業期は必ずある。
そして、一から事業を立ち上げ、
はじめから順風満帆(まんぱん)であった会社など皆無に等しい。
あの松下電器(現パナソニック)でもそうであった。

松下翁は、
『失敗したところでやめてしまうから失敗になる。
成功するところまで続ければ、それは成功になる』と言っている。

まさに、何回、「もういっぺん」を言ったかだ。

何度失敗してもいい、そのとき、「もういっぺんや」と心を奮い立たせる。
人生は、「こけたら立てばいい」、それだけだ。



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