2010.9.16 |
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投げかけたものは倍返し |
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小林正観さんの心に響く言葉より…
宇宙に投げかけたものがどのようにして返ってくるかというと、倍返しで返ってきます。
不機嫌を投げかけた人は、その倍の不機嫌に囲まれることになります。
笑顔を投げかけた人は、その倍の笑顔に囲まれることになります。
何も投げかけなかった人は、何も返ってきません。
やさしさをたくさん投げかけた人は、たくさんのやさしさに囲まれます。
温かいものをたくさんまわりに振りまいてきた人は、温かいものに囲まれることになります。
投げかけたものに自分が囲まれるのです。
ここのところをずっと考えていくと、最終的には自分のためだということに気がつきます。
世の中に喜ばれるように生きる。
なるべく不機嫌を投げかけないというように生きていくことが、
人格者として理想的な生き方としての話ではなくて、
自分自身の損得勘定であるということに気がつきます。
笑顔や温かさ、やさしさ、を投げかけたほうが得なのです。
ただ、夢や希望を言って「神様、思うように叶えてください」と言うのは、
今の生活が気に入らない。
もっと何とかしろ。
もっともっとほしい。
もっと手に入れたいということにほかならないからです。
『啼かなくていいホトトギス』中経出版
家族や職場で、不機嫌に囲まれているとしたら、
それは自分が不機嫌を投げかけているから、という。
不機嫌な上司の下にいる人は、それでは納得ができないかもしれない。
先にむこうが不機嫌になってしまうのだから、と。
しかし、それでもなお、正観さんは笑顔を投げかけ、
温かさとやさしさを投げかけたら、と言う。
体が痛いと訴える人に、
「笑わないと痛いみたいですよ」
むこうは反論して、
「痛いから笑えないんです」
するとさらに、
「笑わないと痛いみたいです」
また反論して、
「痛いから笑えないんです」
と、延々と繰り返すそうだ。
素直な人は、病気も治りやすいし、事業も成功する。
いいということは、ああだこうだ言わず、淡々と素直に受け入れた方が楽に生きられる。
ただひたすら、よいことを投げかける人生を歩みたい。 |
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