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2010.9.7

最後の瞬間まで

外山滋比古(とやましげひこ)氏の心に響く言葉より…

「浜までは海女(あま)も蓑(みの)着る時雨(しぐれ)かな」

という、滝瓢水(たきひょうすい)の句があります。

これから海にもぐる海女が、雨を避けるために蓑(みの)を着て浜に向う。
どうせ海に入れば濡(ぬ)れてしまうのに、なぜ蓑を着る必要があるのか。

浜までは、濡れずに行きたいという、海女の身だしなみを思う気持ちが表れているのですが、
この「浜」を「死」と置き換えると一層味わいが出ると思うんです。

どうせ退職したんだから、どうせ老い先短いのだから、と投げやりになるのが年寄りには一番いけない。

だから、渡部さんが七十八歳にして書庫をつくられ、
その本を使ってさらに仕事をされようとしている姿と重なりました。

…渡部さんの浜はまだ相当遠い(笑)。

『月刊致知』2010年10月号「我ら学究の徒としてこの生を燃焼す」


これは、御茶ノ水大学名誉教授の、外山滋比古(とやましげひこ)氏と、
上智大学名誉教授の渡部昇一氏との対談の中での一節。
渡部昇一氏は、七十八歳にして、蔵書を並べるためだけに家を新築したそうだ。

水泳の金メダリストの北島康介を育てたことで有名な、
日本大学大学院の林成之教授の言葉に「ゴールを意識するな!」というのがある。

脳は、ゴールを意識すると、10メートル手前から失速するという。
だから、北島選手は「壁をタッチし、振り返って電光掲示板を見たときがゴール」
と意識に刷り込んだという。

例えば、何かのイベントが終わる日、どうせ、終わりだからと、
投げやりになったり、手を抜いてしまう人がいる。
逆に、終わりだからと、最後の一瞬まで掃除をしたり、
いつもと変わらずに淡々と仕事をこなす人もいる。

どんなことも、終わるときが勝負だ。
そこがゴールだと思ったとき、気がゆるんだり、いい加減になったり、と本性が出てしまう。

明日がたとえ、世界が滅びる日であったとしても、いつもどおり、仕事をし、庭の木に水をやる。
最後の瞬間まで、今ここを、前のめりで生き抜きたい。



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