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2010.8.17

小さな暴君

ビジネスコンサルタントの山ア武也(やまざきたけや)氏の心に響く言葉より…

現在はものが市場に溢(あふ)れているので、客のほうが優位に立っている。
商人としては買ってもらわないと食べていけないので、
必死になって客の機嫌を取ろうとする。
つい、主人に対して「仕える」姿勢になる。

そこで、客は急に偉くなったような気になって、調子に乗る者も出てくるのである。
しかし、客も自分がほしいと思ったり必要としたりするものを手に入れるのが目的である。
本当は売ってもらえなかったら困るはずだ。
したがって、売ってもらうことに対しては感謝するべきである。

客と商人は、金とものやサービスを「交換」するという、
まったく対等な立場にある点を忘れてはならない。
その時点における市場の需給関係によって、多少強くなったり弱くなったりするだけだ。

資本主義に酷使されているからといって、
その憤懣(ふんまん)を客になったときに店の人たちにぶつけるのは、
その場だけでの「小さな暴君」である。

自分が嫌に思ったからといって、その感情を自分より弱い人に転移させるのは、
器量のない人のすることだ。

自分が嫌に思うことは人も嫌に思うことである。
それを忘れてはならない。
店員にも丁重な姿勢で対等に接していく人は、見ていてもエレガントである。

『上品な人、下品な人』PHP新書

昨今では、サービス業に従事している人が、他の同業の店に行って、
些細(ささい)な苦情で騒ぎたて、「小さな暴君」となることがある。

ひと昔前なら、自分と同じ業界なのだから、その辛さや痛みもわかるので、
多少の間違いがあっても、笑って許したものだ。

その騒ぎ立てた「小さな暴君」の理屈はこうだ。
「以前、自分も同じことで客にかなりきつく怒られたことがある。
その後、自分は日頃そのことに最も注意してるし、自分の店でも徹底して気をつけている。
だからこそ、あなたの店のそのミスが許せない」

あまりに自己中心的で、人の気持を思いやれない寂しい人間としかいいようがない。
どんなに注意しても、徹底しても、人のやることだ、必ずどこかでミスはある。

自分がやられたから、他の誰かに同じことをやりかえす、
という行為は人として、卑劣(ひれつ)で卑怯(ひきょう)なことだ。

自分が優位になればなるほど、頭を下げ、ひっそりと目立たないようにする。
たとえ、ひどいサービスを受けたとしても、むしろそれをユーモアや笑いでカバーし、
和(なご)やかな雰囲気に変えてしまうくらいの人の方が器量人だ。

どんなときでも、余裕があって、粋(いき)で、エレガントでありたい。



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