2010.8.8 |
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「また会いたい」と言われる人 |
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ジャーナリストの大塚英樹氏の心に響く言葉より…
世の中には、「あいつとは二度と会いたくない」と言われる人と、
「あの人にまた会いたいな」と思われる人がいる。
両者の違いはどこにあるか。
【会いたい人】
@『誠実そうな人』
誠実な人だな、とこちらが感じるような接し方をしてくれる人。
A『謙虚そうな人』
B『温厚そうな人』
C『褒(ほ)める人』
こちらの話に対して、「なるほど!」
「いやあ、勉強になりますね」などと興味を示してくれる人。
あるいは、「○○さんを悪く言う人もいますが、
あの人には、こういうすばらしい面もあるんです」と、人のよい面を見つけようとする人。
D『明るい人』
E『笑顔がかわいい人』
これは男女を問わない。
私は、「笑うとアホっぽい人」が好きだ。
どこか抜けたような顔で「へへへっ」と笑う顔を見ると、心が温まるような気がしてくる。
ダイエーの創業者、中内功さんがまさにそうで、万人を魅了し、安心させる笑顔だった。
顔は笑っていても目が笑っていない人に対しては、そういう気持になれない。
【会いたくない人】
@『勉強にならない人』
会って話をしても、ためになることがなにもない人。
A『傲慢(ごうまん)な人』
高慢(こうまん)ちきで人を見下す人、自分の力を過信している人。
B『おねだりする人』
「情報をください」「私の持っている情報を買ってください」「○○さんを紹介してください」と、
いつもなにかを求めてくる人。
C『おもねる人』
なんでもかんでも相手の意見に合わせようとする人、
地位や名声のある人に迎合したり、媚(こ)びたりする人。
D『文句ばかり言う人』
他人の悪口を言って中傷する人、なんにでも難癖(なんくせ)をつける人、
自分のこと棚に上げて他人を批判したり非難したりする人、他人の評判ばかり口にする人。
E『すぐに怒る人』
短気でキレやすい人、いつも不機嫌そうにしている人。
『「距離感」が人を動かす』講談社+α新書
さっきまで会っていたのに、またすぐに会いたくなる人がいる。
余韻のある人だ。
音が消えても、耳に残る心地よい響き。
終わった後も心に残る、なんともいえぬ味わいや趣(おもむき)。
会うたびに、心が温かくなり、元気になる。
反対に、会いたくない人には、嫌な印象しか残らない。
会っても、新しい発見やわくわくするような話題もない。
話もはずまないし、勉強にもならない。
傲慢で、見下す人と会うと気分が滅入る。
自分がこっけいだということに気づいていない。
「何でもちょうだい、ちょうだいの人」は、嫌われる。
与えることが先なのに、もらうことばかり考えているからだ。
不平不満、愚痴、泣き言を言う人は、願い下げだ。
会っていると、自分のツキまでおちてしまう気がする。
いつも不機嫌そうな人、暗い顔をしている人のそばにはいたくない。
それが伝染するからだ。
我々は…
自分を磨き、魅力をつけ、「また会いたい」と言われる人になりたい。 |
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