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2010.7.3

枠(わく)を少し超(こ)えた仕事をする

作家の植西 聰(あきら)氏の心に響く言葉より…

あるタクシー会社の話です。
AさんとBさんという二人のドライバーがいました。

ある時、Bさんが、かなりの高齢で、
大きな荷物を持ったお客さんを自宅まで乗せたことがありました。
お客さんはタクシーから降りたときに荷物を見て、
「自分で玄関まで運ぶのはつらいので、申し訳ないけどちょっと運んでもらませんか」
とドライバーのBさんに頼んだのです。

しかし、Bさんは、「私はタクシーの運転をするのが仕事であって、
荷物を運ぶのは仕事ではありません」と言って、運ぶのを断ってしまったのです。

ドライバーのAさんもまた、同じような場面に出くわしました。
やはり重い荷物を持った高齢の人を乗せて自宅まで行ったのですが、

このお客さんは「荷物を玄関まで運んでくれませんか」とは言いませんでした。
そのお客さんが重い荷物を運ぶのを見て、
Aさんは自ら進んで、荷物を玄関まで運んであげたのです。
お客さんは大変感激して、チップを渡そうとしたのですが、
Aさんは決して受け取ろうとはしませんでした。

Aさんはその後、顧客を増やし、やがて社員からも人望を集めて、
その会社の社長にまで出世しました。

社長に就任してからのAさんは、全社員に徹底して、
ちょっと余分な仕事をするように教育しました。
その結果、Aさんの会社はぐんぐん業績を伸ばしていったのです。

Aさんは、「100%の仕事を与えられたら120%の仕事をすること」を会社の方針にしています。
Aさんは、ちょっと余分な仕事をすることが成功のコツであると知っているからです。

自分に与えられた枠を超えることができれば、成功が待っているのです。

『運を呼び込む77のルール』中経の文庫

人は、仕事の枠を少し超えたサービスをされると感動する。

中村文昭さんは、以前研修でホテルの皿洗いをしたとき、
「日本一の皿洗いになる」と思ったそうだ。
それで、「稲妻のごとき皿洗い」を黙々とした。
最初はバカにしていた先輩たちだったが、それが何週間と続くうち、
ひとりまた、ひとりと認める人が増え、ついにはコック長にまで認められた。

どんな裏方だと思われる仕事でも、一歩枠を超えた仕事をしたとき、共感され、認められる。

ほとんどの人は、自分の枠を超えた仕事はしない。
面倒なサービスはしても、しなくても給料は変わらない、と思うからだ。

だらかこそ、枠を超える仕事をする人は目立つし、運命の女神からも好かれる。
ほんの数歩、ほんの何センチか、枠を超えることが、運命をも変えるのだ。

運転手は、人を運ぶのが仕事ではなく、乗客に喜んでもらうのが本当の仕事。
そして、すべての仕事の究極の目的は「人を喜ばせること」。

ちょっと余分な仕事をすることは、成功のコツだ。



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