2010.6.25 |
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あなたの口ぐせは、何ですか? |
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「口ぐせ理論」で有名な医学博士の、佐藤富雄氏の心に残る言葉より…
脳のコンピュータ、つまり自律神経系は、
すべてを「自分のこと」として認識してしまう特性があります。
たとえば、私がある人に向かって
「あなたはいつも若々しいですね。なんと魅力的なことか…」といったとします。
この言葉の意味は、私と相手のどちらの「脳内コンピュータ」が読み取っているのでしょうか。
答えは「私」なのです。
このケースでは、言葉を発した私の脳内コンピュータが、自らの言葉を読み取っています。
だから主語がなく、意味だけしか存在しないのです。
その結果、相手をほめる言葉であっても、化学反応系は、ほめた相手ではなく、
「言語を使った私」が若く魅力的になるように働くのです。
なにもむずかしいことではありません。
極端なことをいうと、だれにでも手当たり次第に
「あなたはすばらしい人物だ」といういようなことをいえばいいのです。
やがて自分自身が、「すばらしい人物」へと変貌(へんぼう)するでしょう。
『望みがかなう人は楽天思考』中経の文庫
佐藤氏の説く「口ぐせ理論」は、「まずは行動することが必要」ということだ。
その行動とは、とにかく「いい言葉」を使うこと。
無意識に自分が「よく使う言葉」や「口ぐせ」を分析してみると、自分の未来がわかる。
「もう歳だから…」
「もう最悪…」
「わたし頭悪いから…」
と、言っていればその通りの人生を歩む。
自分の今の困難な状況や意識を一気に変えるのは難しいが、口ぐせなら変えることはできる。
この口ぐせは、相手を、「ほめたり」、「けなしたり」する行為も含まれる。
自分の口をついて出てくる言葉はすべて、自分のこととして認識するからだ。
つまり、人をけなしたり、皮肉を言ったり、非難したり、文句を言うと、
それは自分に言っているのと同じことになる。
「毒を吐くと、毒は自分にまわる」
だから、相手をけなすのではなく、常に相手をほめ、いい言葉を「口ぐせにする」ことが大事だ。
自分の口から発した言葉は、自分にかえる。
人をほめれば、自分も幸せな人生を歩める。
あなたの口ぐせは、何ですか? |
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