2010.5.24 |
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もっとも無駄な一日は、一度も笑わなかった日 |
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人生に新しいエネルギーを吹き込む、素敵な言葉から…
映画『シティ・スリッカーズ』でビリー・クリスタルが演じたミッチ・ロビンという人物は、
夢も希望もなくしたラジオの広告営業マンである。
やっとのことで待ち望んでいた休暇がとれた彼は、
長年の友だち何人かと西部のしゃれた牧場ですごそうとする。
もっとも、映画の冒頭で彼は、自分が本当に行きたいのかどうか迷っていた。
旅先での苦労や面倒を考えると、休暇といっても疲れるだけではないか、と思ったのだ。
しかし、彼の妻は旅行に出かけるよう夫を説得した。
「出かけていって、あなたの笑顔を見つけてこなくっちゃ」。
ユーモアのセンスを取り戻すことが、
いまの彼にとって何にもました大切なことだ、と強く主張したのだ。
現在、多くの人たちが、出かける前のミッチと同じ状況にいる。
笑顔を失ってしまっているのだ。
18世紀にセバスチャン・コンフォートは、
「もっとも無駄な一日とは、一度も笑わなかった日である」と書いている。
最後にお腹の底から笑ったのは、いつのことだっただろうか。
笑うためのヒントは…
■ジョークや落語などのテープに耳を傾ける。
■あなたの冗談をおもしろいと思ってくれる人と一緒に出かける。
■子供と一緒に遊ぶ。
■派手なネクタイやバカげた帽子、おもしろい模様のシャツなどを着るなど、
一風変わった洋服を身につけてみる。
■冗談やジョークの練習をする。
■明日から10日間、毎日ひとつ、いつもと違うことをすると心に決める。
たとえば違う道を通って仕事に行くとか。
大切なことはこれまでのやり方に揺さぶりをかけ、自分の基準からはみ出し、
一歩踏み出す感じを味わってみること。
『人生に必要な荷物 いらない荷物』ディック&ディブ共著 サンマーク出版
人は、、たくさんの荷物を背負い、抱え込みながら生きている。
それは家庭だったり、仕事や人間関係のしがらみ等々。
荷物があるからこそ、今の自分もあるのだが、
その荷物に押しつぶされてしまうこともある。
そんな時必要なのが、笑顔と笑いだ。
「笑い」からは、たくさんのエネルギーをもらえる。
病気さえ、「笑い」で治るといわれる。
日常は単調な繰り返しでしかない、と思うと毎日がつまらなくなり、笑いも消える。
だからこそ、単調な毎日に揺さぶりをかけることが大事だ。
少しでも違った日常になれば、新しい発見が生まれ、ワクワクドキドキする。
心の固い殻(から)も破れ、笑いも自然とおこる。
冗談やジョークがヘタなのは、生まれつきではなくて、練習が不足しているからだ。
「笑い」にも、勉強と練習が必要。
自分も、まわりも、笑いでいっぱいの人生を送りたい。 |
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