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2010.4.17

あいつもやがて死ぬやっちゃ


高田明和氏の心に響く言葉より…

朝比奈宗源(あさひなそうげん)老師の知り合いの僧がある寺に住持していました。
彼は博打(ばくち)が好きで、村の人の集まりで博打をやって負けて帰ってくると、
「あいつもやがて死ぬやっちゃ」と独り言をいっていたということです。

『魂をゆさぶる 禅の名言』(双葉社)


「あいつもやがて死ぬやっちゃ」とは、博打好きな僧に、
宗源老師が、諦観(ていかん)して言った言葉だ。
「しかたのないやつだ…」と。
もちろん、「死んでしまえ」と願うわけではない。
諦観とは、捨てばちな、「あきらめ」の気持ちでもない。
諦(あきら)めるは、「明らめる」であり、事象を明らかにすること、
すなわち澄(す)んだ、悟(さと)りの境地。

“小さいことにくよくよするな!”のリチャード・カールソン氏もこう言っている。

『時の流れのなかで百年というのはそれほど長い時間ではない。
しかし、確実なことが一つある。
いまから百年後、私たちはこの地球にはいないということだ。
それを念頭においておけば、
人生の危機やストレスにみまわれたときも客観的な視野にたてる』

我々は時として、はらわたが煮えくり返るほど怒りに震(ふる)え、
理不尽な仕打ちに我慢ならないときがある。
「あいつだけは許せない」
「あの言葉には傷ついた」
「あの人は絶対嫌いだ」

そして、怒鳴りたくなったり、非難したくなったりする。
しかし、
「あと100年もしたら、相手も、自分も、この世にはいないな」
と思えば、不思議と怒りが収まるものだ。
激情にかられていても、ふっとわれに返る。

誰もが等しく決められた事実は、人は生まれたら必ず死ぬ、ということ。
しかし、日常我々はそのことを忘れている。
また、忘れているからこそ、平気で生きていられる、ともいえる。

死は通常意識することはないが、
人生において、大きなトラブルや、ストレスに見舞われたときには…
「あいつもやがて死ぬやっちゃ」とつぶやいてみる。


そうすれば、自分を客観視でき、心も落ち着く。



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