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2010.4.13

陰徳を積めば陽報(ようほう)あり

医学博士の高田明和氏の心に響く言葉より…


今の社会は宣伝の社会です。
目立つことは必要だとされています。
また有言実行などといって、自分を誇大に宣伝しても、
それを実行できるなら非難されることはない、とされます。
一方、陰徳というのは、人に知られずに良いことをして
善業(ぜんごう)を積むという意味です。

山岡鉄舟の死期が近づいたことを知った家人が、
何か遺言でも残して欲しいと頼んだところ、
鉄舟は司馬温公(おんこう)の遺訓を書かれたということです。

それは、
「子孫にお金を残しても、子孫は必ずしもこれを良いことには使わない。
子孫に書を残しても、子孫は必ずしもそれを読まないだろう。
陰徳を積んで、それを子孫に残すに如(し)くものはない」
という意味の言葉でした。

自分の業(ごう)は自分の運命を決めます。
しかし、自分に関係しているすべての人の運にも影響を与えるのです。
ですから、自分のことだけを考えて目立とうとすると、
かえって一族を不幸にするという結果を招くのです。

目立つことのみを図って生きてきた人が、
仲間もなく、家族にも恵まれず、
孤独に人生を送ることが多いのはこのためです。

隠れて何か良いことをするというのは、
けっして無意味な行為ではなく、
最後には自分と子孫のためになる行為だということを理解すべきでしょう。
まさに「陰徳を積めば陽報(ようほう)あり」なのです。

『魂をゆさぶる禅の名言』双葉社

目立つことは、「他人を応援する」のとは逆の考え方だ。
自分のことだけを考えるから目立つ。
人の幸せや、人が喜ぶことを常に考えている人は、
自分のことは二の次だ。

目立つ人は、「俺はすごいだろう」、
「私は他の人とは違う」と自分を宣伝し、
必要以上に誇大にアピールする。

なぜ、目立つ必要があるのか…
真に実力があり、よいことをしているなら、
いつか必ず人が応援してくれる。
あせって自分で、アピールする必要はない。

人生において本当に大事なことは、
「人の喜びを考え、人を応援すること。
そして、そのことを続けることにより、
人からも応援される人になること」


業(ごう)とは、いいことをすれば、いい事が起き、
悪いことをすれば悪いことが起きること。
それが、自分だけでなく、子孫にも影響があるという。

自分の生きざまは、家族や仲間という身近な人に、じっと見られている。
アピールすることで世間はだませても、身近な人はだませない。
虚像も、陰徳も、いつかまわりまわって自分にかえってくる。

陰徳を積めば、陽報すなわち、よい報(むく)いがある。



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