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2010.4.8

会釈(えしゃく)顔

元東宮侍従の浜尾実氏の心に響く言葉より…


優しさを伝えるのは、たとえばこんな場面にも言えるでしょう。

混雑した昼時の食堂で食事を終わって席をたつとき、
うしろで立って待つ人に軽い会釈をして出ていくといった光景です。

上品で、さわやかな印象を与えます。
その会釈には「どうぞおかけください」という優しい心が伝わるようです。
そんなちょっとした会釈にも、優しい人柄がしのばれます。

オフィスの廊下ですれ違うお客さまにも、自分の部署とは関係ない人にも会釈は必要です。

通りすがりに、見おぼえのない人に会釈をされることがあります。
相手はあなたを知っている(間違いの場合もあるかもしれませんが)のです。
あなたのご両親の知り合いの人かもわかりません。
取引先の大事なお客さまということも考えられます。

その場合、とにかく、まずは会釈でお返しをするのが礼儀です。
そのあとで相手が話しかけてきたら
「失礼とは存じますが、○○物産の岡田さまでいらっしゃいますか」などと聞くようにします。

そのようなあなたのお返しを会釈(えしゃく)顔といいます。

つまり、愛嬌(あいきょう)を顔にあらわしていることです。
「女は愛嬌」とは、このように見知らぬ人への会釈をも含めて使うことわざです。
愛嬌とは元々は男女間のこまやかな愛情、夫婦の仲のよいことをさしていう言葉です。
そこにはお互いの心(優しさ)の通じ合いがあるのです。

『気品のある生き方のすすめ』講談社文庫

愛嬌とは、にこやかで、かわいらしくて、憎めないしぐさや表情のことだが、
相手を喜ばせるような言葉やしぐさのことでもある。

銀行などで順番待ちをしているとき、先に終わった人が帰りがけに、
笑顔で軽く会釈してくれたりすると、とても心がなごむ。

「お待たせいたしました。お先に失礼します。」という気持が顔やしぐさに出ているからだ。
これを「会釈顔」というそうだ。

人に好かれるには、愛嬌があったほうがいい。
これは、男でも女でも同じだ。


愛嬌商売という言葉があるが、愛矯を振りまくことが繁盛に結びつく商売のことだ。
芸人や料理店などがそうである。
しかしほんとうは、どのような商売であろうと愛嬌は必要だ。

無愛想(ぶあいそう)な店は、人が寄り付かない。
冷淡で、けんもほろろで、ぶっきらぼうだからだ。

愛嬌という細やかな優しさが、商売繁盛につながる。
まさに、愛嬌商売。
男性も女性も、会釈顔と、愛嬌を磨きたい。



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