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2010.4.4

何歳でこの世を去ったのか

歴史上の有名な人たちが、何歳でこの世を去ったのか、調べてみた。


 樋口一葉 24歳

 石川啄木 26歳

 岡田以蔵 27歳

 高杉晋作 28歳

 吉田松陰 29歳

 源 義経 31歳

 坂本竜馬 32歳

 イエス・キリスト 33歳
 
 北条時宗 33歳

 近藤勇 34歳

 正岡子規 35歳

 芥川龍之介 35歳

 武市半平太 36歳

 マリリン・モンロー 36歳

 宮沢賢治 37歳

 ゴッホ 37歳

 クレオパトラ 39歳 

 今川義元 41歳

 河井継之助 41歳

 大石内蔵助 45歳

 井伊直弼 45歳

 ジョン・F・ケネディ 46歳

 織田信長 49歳

 加藤清正 49歳

 夏目漱石 49歳

 西郷隆盛 49歳

 岩崎 弥太郎 50歳
 
 松尾芭蕉 50歳

 井原西鶴 51歳

 ナポレオン 52歳

 足利尊氏 53歳

 源 頼朝 53歳

 リンカーン 56歳
  
 豊臣秀吉 63歳
 
*数えと満年齢の違いで、1.2歳ずれている人もあり。

現在と比べると、ほとんどの人が、若くして亡くなっている。
しかし、その短い人生の中でそれぞれの人たちが、
凄(すさ)まじいまでの足跡を歴史に刻んでいる。

安岡正篤師がよく説かれていたことに、
「人生の五計」がある。

これは中国・南宋時代の官吏であり、
哲学者であった朱新仲(しゅしんちゅう)の言葉だ。

五計とは
一  生計  いかに健康にしていきいきとして生きるか
二  身計  いかに身を立て、志を立て、仕事をし、世に出るか
三  家計  いかに家庭を営んでいくべきか、夫婦・親子関係は?
四  老計  いかに老いていくべきか、どんなふうに年をとるのか
五  死計  いかに死すべきか、どんな死に方をしたいのか、死後は?

この中で老計までの四計はわかるが、
死計ということはあまり聞かない。

だが実は、この死計が最も大事なのだ。
何故なら、世に出ずともしあわせな人はいるし、
生涯に結婚しない人も多くいるが、
人生において等しく、全ての人が経験することは、
「人は生まれたら、いつかは必ず死ぬ」ことだからだ。

毎朝、我々は目が覚めることが当然だと思っている。
しかし、夜熟睡しているうちに、
誰かに息を止められたら、
文句も言えないし、
翌朝の目覚めもない。

人は、「毎夜寝るごとに一度死んで、朝また生き返る」とも言われる。

もし、明日の朝に目覚めないと思ったら、
ほとんどの人は、この世はやり残したことだらけだったことに気づくだろう。

そんなとき、高杉晋作の辞世の句が思い浮かぶ。

面白き事もなき世をおもしろく(高杉晋作)
住みなすものはこころなりけり(野村望東尼)

明日、死ぬかもしれない儚(はなな)い浮世、
だからこそ、面白く、そして有意義に生きなければあまりにも寂しい。

面白くて、意味ある人生にできるかどうか…
すべて自らの、志(こころざし)ひとつ、心がけひとつで決まる。



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