2010.3.20 |
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可愛げのある人に幸運がめぐってくる |
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精神科医の和田秀樹氏の心に響く言葉より…
周りがチャンスをくれる人は、
ふだんから他人の好意や親切を素直に受け入れる人です。
これも考えるまでもないことで、せっかくの好意を無視されたり、
拒まれたりすると、相手は「それならもういいや」となってしまいます。
いい話や新しい情報もそうです。
「教えたらきっと喜ぶだろうな」と思える人に、
ほんとうにいい話が集まります。
ふだんから何か教えられても反応の鈍い人や、
つまらなそうな顔をする人は、
ほんとうにいい話が素通りしてしまうのです。
つまり、「可愛げのある人」にチャンスが集まってきます。
嬉しいときにはほんとうに嬉しそうな顔をする人。
困ったときや苦しいときにも正直に顔に出てしまう人。
そういった、自分に素直な人に幸運が訪れると私は考えます。
なぜならわかりやすいからです。
嬉しいときには子どものように喜んでもらえたほうが、
相手は安心します。
プレゼントをあげたときでも、恐縮されるより
飛び上がって喜んでもらえたほうがわたしたちは安心します。
チャンスや幸運というのは味方がもたらしてくれます。
その人をよく理解している人でなければ、
チャンスを与えてはくれません。
周囲にガードを固めるタイプの人は、
いわば敵に対する態度を味方にも取ってしまいます。
敵対する人間にチャンスを与える人はいません。
周りがチャンスをくれる人には、
その人がそばにいるだけで安心する不思議な魅力があります。
『「運をひらく」のが上手い人下手な人』新講社
「カワイイ」のと、「可愛げ」があるのは違う。
日本の文化の一つとして、「カワイイ」という言葉があるが、
「可愛げ」がある人はそれとは違い、
周りから可愛がられる人のこと。
可愛がられる人は、素直な人。
子どものように、喜びや悲しみを表す人は
まわりから可愛がられる。
子どものように、素直に喜びを表す人は、
まわりに対しては無防備だ。
自分をさらけ出しているからだ。
反対に、ガードが固い人は、自分をさらけ出せない。
「子どもっぽい」とか「幼稚だ」とか思われたりするのを恐れるからだ。
プライベートのときでも、リーダーや社長の立場で接してしまったりする。
真の大人は、子どもと遊ぶときは、子どもになりきることができる人だ。
あるときは、リーダーであり、社長であり、親であり大人。
そして、あるときは誰とも楽しめる子ども。
ガードをつくらず、素直に自由自在に生きる人は
まわりから好かれ、可愛がられる。
運を呼び込む「可愛げのある人」でありたい。 |
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