2010.3.15 |
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ほめ言葉は、相手も自分もハッピーになる |
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「心を込めて人をほめる」と二つの“いいこと”があなたを待っている。
《相手があなたのファンになり、応援してくれる人になる》
たとえば、愛する人たちを心からほめると、
相手は自分に自信を持って、ポジティブな気持で生きていける。
あなたがいつも相手のことを認め、愛していると伝えると、
相手もあなたのことを今まで以上に愛してくれるようになる。
まるで「愛情銀行」に預金するようなものだ。
同じように、仕事仲間や一緒に仕事したいと思う人をほめると、
彼らはあなたを肯定的に見るようになる。
ほめてくれた人を嫌いになる人はまずいない。
きっとあなたの成功を祈ってくれる。
親切にしてくれたり、助けてくれたりする。
《気分がよくなる》
ほめるという行為の対極にあるのが批判である。
誰かを批判するのは、あまりいい気分のものではない。
言われたほうも、間違いを指摘されると、嫌な気分になる。
つまり、あなたも相手も、ネガティブな感情を味わうことになる。
人をほめることに、何かデメリットがあるだろうか。
相手をいい気分にさせ、あなたも喜びを感じる。
ほめ言葉は、あなたの人生も、相手の人生も、ハッピーにする。
『ちいさなことにくよくよしない88の方法』リチャード・カールソン・王様文庫
人は、欠点や短所はよくわかるが、美点や長所は意外に見えない。
だから、なかなか人をほめることをしない。
欠点は、少ないから目立つ。
新聞で、事件が大きく取り扱われるのも同じだ。
圧倒的に少なくて、希少価値のある事件だけが新聞に載り、
テレビに取り上げられる。
美点や長所を見つけるのは、「当たり前のことに感謝する」のと似ている。
当たり前のこととは、
「息ができること」、「手が動くこと」、「足で歩けること」、「目が見えること」…
普段はわからないが、病気になったらこれらのことが、いかに大事かわかる。
美点、長所も同じだ。
大それたことではなく、
「笑顔」「挨拶」「ハイという返事」「礼儀」といった何気ない日常の中にある。
ほめるときに大事なことは、自分の気持ちを伝えること。
「あなたの笑顔で、私まで明るくなる」
「とても気持ちのい挨拶してくれるから、毎朝元気になる」
「ハイという返事が、とても気持ちいい」
「礼儀がしっかりしていて、とても清々(すがすが)しい気持ちになれる」
人をほめることにデメリットはない。
ほめればほめるほど、味方が増え、自分も気持いい。
ほめ言葉は、相手も自分もハッピーになる。 |
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