2010.2.27 |
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人生は誰と知り合ったかで決まる |
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100万人の合格請負人といわれるカリスマ講師
吉野敬介氏の心に響く言葉より…
俺は、人生の岐路に立ったヤツ、
これから社会に出て行こうとするヤツ、
新しい何かに挑戦しようとしているヤツに、いつも
「機敏さ、行動力、社交性を忘れるな」、といい続けている。
この三原則は、互いに連動しているんだ。
「機敏さ」とは、フットワークを軽くしておけ、ということだ。
気になる情報を耳にしたらすぐに詳しく調べてみる、
興味をひかれた本はすぐに読んでみる。
思い立ったら、すぐ動く。
「そのうち…」「いつか…」「あとで…」の言葉は今日から封印だ。
「行動力」とは、まずおまえ自身が動け、ということだ。
腰の重いヤツは、どんなに素晴らしいアイデアを思いついても、実現できない。
誰かがやるだろうと自分から動こうとしないヤツ、
自分は何もしないで他人の失敗を笑うヤツに本当の実力は身につかない。
「社交性」とは、人間関係に積極的になれ、ということだ。
社会で、いちばん役に立つ参考書は、「人」だ。
できるだけ人に会え。会ってがっかりしたら反面教師にしろ。
メールより電話、電話より会いに行け。
自分の体と時間を使って、誰かに会って話す時間をできるだけ優先しろ。
社会で成功したいなら、最終的にモノをいうのは学歴じゃなく、
実力であり人脈だ。
人脈という財産は、将来、
おまえが人生をかけた勝負に出ようとしたときに、
必ずおまえの大きな支えとなるはずだ。
『今、頑張れないヤツは一生頑張れない。』世界文化社
元暴走族の吉野氏の生き様は、過激で熱い。
中学、高校とまったく勉強しないで過ごしてきて、
生まれて初めて受けた模擬試験の結果は、
国語25、英語23、日本史24…。
偏差値25は100点満点で8点くらいだ。
取ってみろといわれても簡単にとれないくらい低い点数。
そんな男が、入試まで4ヶ月を切った時点で、猛勉強を開始した。
勉強時間は一日20時間に近い日もあり、
徹夜も当たりまえ、その日のノルマが終らないうちに
猛烈な睡魔に襲われると、自分の手の甲に針を刺して、
痛みで眠気を追い払ったという。
そして、奇跡的に複数の大学に合格し、最後の試験が終ったとたんに、
試験会場で倒れ、救急車で病院に運ばれたそうだ。
「機敏」であることは、「行動」につながる。
新しいビジネスのヒントが浮かんだら、すぐに調べることは言うまでもないが、
できるだけ、現場、現地に出かけていくこと。
頭の中で100考えるより、現物をみたり、実験したほうがいい。
「行動力」のある人は、失敗を数多く経験した人だ。
行動すれば、成功もするが、失敗もする。
失敗を恐れていては、永久に新しいチャレンジはできない。
だから、人の失敗を笑ってはいけない。
笑っているうちは、他人事(ひとごと)だからだ。
自らの責任でチャレンジするようになったとき、他人の失敗を笑えなくなる。
「社交性」のある人は、人懐(ひとなつ)っこく、可愛(かわい)げがある人だ。
いくら抜きん出た技術があろうが、頭がよかろうが、人からヒキがない人は成功しない。
若いときは、誰かに、引き上げられなければ、上へはいけないからだ。
突然のチャンスも、情報も、気づきも、すべては人が持ってきてくれるもの。
あらゆる成功は、すべて人から始まる。
だから…
人生は誰と知り合ったかで決まる。 |
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