2010.2.13 |
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筆談ホステス、斉藤理恵さんの愛の言葉 |
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筆談ホステス、斉藤理恵さんの心に響く言葉から…
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隣に誰かがいるだけで、「憂い」は「優しさ」に変わります。
憂いを持っている人には、
そばに人(にんべん)がいてあげることが
何よりの優しさだと思います。
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難題の無い人生は「無難」な人生。
難題の有る人生は、「有難い」人生。
「会社に入って42年、難題続きで心が休まる暇がなかったなあ」
と話す男性に、得意の漢字新解釈(笑)で慰労させていただきました。
でも、本当にそう思いませんか?
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「涙」を止めれば、また笑顔に「戻」れます。
「泣く」のを止めれば「立ち」あがって前に進めます。
「涙」と「泣」の2つの文字の、
さんずいの部分を取り除けばよいのです、
とアドバイスしました。
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失うことで人は大きくなる。
任された大きなプロジェクトを、
些細なミスによってフイにしてしまったというのです。
そんな男性のために、「失う」という言葉には
「人」と「大」という文字が隠されている、と。
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大切なのは
どれだけたくさんのことをしたかではなく
どれだけ心を込めたか
「一意専心」
尊敬するマザー・テレサの言葉です。
お客様にこうして名言をいただくことも多いのが、
筆談ホステスの醍醐味です。
『筆談ホステス67の愛言葉』光文社より
斉藤理恵さんは、2歳のとき高熱のため、聴力を失った。
小学校時代には、教師からいじめを受けた。
教師は、黒板に
「君は神に耳を取られた」
と大書したそうだ。
理恵さんは、このことが今でもトラウマになっているという。
まわりからもいじめられ、
高校も中退し、青森一の不良娘と呼ばれるようになった。
その後、ホステスの道にすすみ、
いじめや、嫉妬にもあいながら
銀座の有名店のホステスとなった。
日本広しと言えども、
筆談ホステスは、彼女一人だけだが、
今、日本でもっとも有名で、元気を与える
ホステスであることは間違いない。
それにしても、このような、
心無い言葉を投げつけた小学校教師には
腹が立つことを通りこして、悲しくなってくる。
言葉は、人を温かくもするが、深く傷つけることもする。
しかし、傷つけられ、いじめられた理恵さんが、
今では人を癒し、元気づけ、明るくしている。
受けたひどい仕打ちを、
癒しと感謝で返す理恵さんに、心からの感動を覚えた。 |
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