2010.2.12 |
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| あなたの夢はなんですか？ |
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１００歳になった矢谷千歳さんの、心に響く言葉から…
思わず 知らず 年が経った
今はひ孫の成長が楽しみ
ひ孫が勉強して出世してくれることを自分の歳を忘れて思う
自分はようもこの歳まで生きたものだ
自分の生き方はわからないまま日が経った
今は世の中の変わった事が思われる
長く生きて 子や孫やひ孫の出世を楽しみに年を送った
みんな元気で病気をせぬように
悲しいとき つらいときも 楽しい事も夢のようで
大事にしてもらい 大事に云ってもらい
長生きを喜んでもらい うれしい
百歳にもなれば その道が見えて
人生も時節時候と似たりで過ぎたことから
春夏秋冬があると思う
自然と同じかと思う
矢谷千歳 １００歳
『1歳から１００歳の夢』いろは出版
「あなたの夢はなんですか？」
という問いに、1歳から１００歳の
一般の人たちが語った夢の数々。
子供の夢はおおらかで明るい。
なりたい職業は…
ケーキやさん、レスキューたい、
国連のじむそうちょう、イラストレーター、
長距離トラックの運転手、
なでしこジャパン、教師、オペラ歌手
大人の夢は…
保育士として子供に夢を与える。
美容師として、「世界進出」羽ばたけ俺！
手話を習い始めた人。
弁護士とて、犯罪を犯した
子供たちの弁護の仕事をしたい人。
３５歳の主婦から、大学生になった人。
トライアスロンにチャレンジしている人。
みんな、いろいろな夢に向かって挑戦している。
なかでも、味があるのは年配の方々の夢だ。
秀逸は、１００歳の矢谷さん。
実にいい顔をしている。
語る夢は一片の詩だ。
「思わず 知らず 年が経った。
みんなが元気で病気をせぬように」、と人の幸せを願う。
天女のごとき、心優しき女性…
人生はあっというまのドラマ。
「あなたの夢はなんですか？」 |
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