2010.2.1 |
|
仕事に呼ばれる |
|
斉藤一人さんの心に響く言葉より…
「もうすぐ、就職活動が始まります。
やりたいことが見つからない場合、
就職先はどうやって決めたらいいですか?」
という質問に対し、一人さんは、
やりたいことなんか、ほとんど見つからないよ。
たいがいの大人は
やりたいことを見つけたから働くんじゃないよ。
やっているうちに、見つかるんだよ。
まだ社会に出ていなくて、
社会の仕事がわからないのに、
やりたいことなんかわからないよ。
いいんだよ、
サッカー選手になれるぐらい
才能があったり、
女優になれるぐらい
顔がきれいで歌がうまいというなら、
そっちにすすめばいいけど、
たいがいの人は仕事をしながら、
自分で見つけてるんだよ。
自分の道をね。
見つからないからやらないというなら、
いつまでたっても何も見つからない。
また…
「どうして今の仕事をしようかと思ったか」
という質問に、一人さんは、
流れだね。
結局、人には流れみたいなものがあるんだよ。
その流れに逆らわずにいくと、
自然に就職が決まったり。
呼ばれていくんだよ、仕事に。
自分が選んだようだけど、仕事に選ばれてるの。
『500年たってもいい話』PHP研究所
何かやろうとするとき、
やる前から「できない」、
とか「難しい」とかいう人がいる。
頭だけで考え、行動をおこさないタイプだ。
つまり、「現状維持の姿勢」の人。
できない理由はいくらでも出してくる。
そして、結局は動かない。
その反対の、「現状を打破する姿勢」の人は、
どうしたらできるかを考える。
何を解決すれば、できるかを考える。
たとえ、解決すべきことが何百とあろうと、
それは関係ない。
そして、一歩でも前に進む。
物事は、やってみて初めて分かることがほとんどだ。
行動する人は、
どんな仕事の中にも、
どんな環境の中でも、
そこに楽しみを見出すことができる。
一人さんは、
今の自分の仕事は、流れでやっているという。
理屈で考えず、自ら動く人は、その流れに乗ることができる。
そして、たくさんの仕事から呼ばれるようになる。
我々は、自分が仕事を選んでいると思っているが、
ほんとうは、仕事から選ばれている。
厳しい言葉だ。 |
|
|