2010.1.23 |
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人の話は最後まで聞こう |
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全米で500万部突破のベストセラー
「小さいことに くよくよするな」の中から、胸に響く言葉を…
人の話をさえぎったり、
かわりにしゃべったりする人は、
人間関係にヒビが入るだけではなく、
同時に二つのことを考えなければいけない。
これは、ものすごくエネルギーがいる。
ちょっと考えてみよう。
人の話をせかしたり、さえぎったり、
後を引き取ったりする場合、
自分の考えだけではなく
相手の考えも追わなくてはならない。
この癖(忙しい人たちに共通する癖)があると、
自分も相手も口と頭の回転が速くなる。
その結果、お互いにイライラして不愉快になる。
はっきりいって疲れる。
それが原因で口論になったりもする。
人の話を聞いていない人には、
だれもが腹をたてるからだ。
その人のかわりにしゃべったりするのは、
相手の話を聞いていない証拠だ。
人の話をさえぎる自分の癖に
気づくようになれば、しめたもの。
慣れすぎてしまったための
単純な癖なのだから、必ず直せる。
その癖があることを忘れないようにすればいい。
できれば、会話を始める前に
「じっとがまんするんだぞ」
と自分に言い聞かせる。
相手が話し終えてから口を開け、
と自分に命じる。
そんな簡単なことで人間関係がどれほど変わるか、
一度ためしてみれば、きっと驚くに違いない。
『小さなことにくよくよするな!』サンマーク出版より抜粋引用
たいていの人は、
自分の得意分野の話題になると、
話したくてウズウズする。
ウズウズしているときは、
自分のあの話をしよう、と思いながら、
同時に相手の話も聞く。
はっきり言って、聞くのはおろそかになっている。
だれもが、自分の話を聞いてもらいたい、
そして、認めてもらいたい。
人の話を聞くのは忍耐がいる。
しかし、この癖を直さなければ、
人間関係はうまくいかない。
話す前に、
「今日は聞き役にまわり、
絶対に自分からはしゃべらない!」
と、自分に宣言し、
常に言い聞かせ、脳にしみこませる。
それだけで、人間関係がよくなるなら、
日々心がけなければいけない大事な習慣だ。 |
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