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2010.1.22

南禅寺の泣き婆さん

昔、南禅寺の門前に、雨が降ったといっては泣き、
天気だといっては泣く、泣き婆さんがいた。

ある日、南禅寺の和尚が、
「どうして毎日泣いてばかりいるのか」とワケを尋ねた。

すると、婆さんが
「私には二人の娘がいて、
一人は草履屋(ぞうりや)に嫁ぎ、
一人は傘屋(かさや)に嫁ぎました。

それで、雨が降ると草履が売れないだろうと思うと
可哀相で涙が出、天気になると傘が売れないので
可哀相にと思って泣いているのです」と答えた。

それを聞いて、和尚はいった。

「お婆さん、とんだ考え違いだ。
雨が降れば傘が売れると思って喜び、
天気になれば草履が売れると思って喜べばよいのだ。
そうすれば、毎日喜びの日暮しができるではないか」

婆さんはなるほどと合点して、それからはいつも
ニコニコ笑顔の日暮しをしたという。

現代にも、泣き婆さんはたくさんいる。

景気が悪い、商品が売れないと、
儲からない理由をいつも他人のせいにして
泣きごとばかりいっている経営者も、
泣き婆さんといえるだろう。
『呑んでかかれ、死んでかかれ』尾関宗園・日新報道より

すべての事象には、裏と表がある。

昼があれば、夜もあり、好況があれば、不況もある。

晴れでも雨でも、そこに喜びを
見つけられるかどうかで、その人の運や、ツキは変わる。

暗い面ばかり見続けれるなら、
毎日泣いて暮らさなければならない。

人生は、見かた一つ、考え方一つでガラリと変わる。

不況で儲からなくて
「最大のピンチ」と思う人もあれば、
「今こそチャンス」、と生き生きとしている人もある。

その考え方の分かれ目は、感謝の念にある。

感謝がある人は、常に明るい面を見る。

感謝がない人は、
どんなに他の人と比べて恵まれていても、
いつも不足を探し出し、満足しない。

感謝の念がない人を、満足させることは永遠にできない。

我々は、どんなに苦しくとも、泣き婆さんになってはいけない。



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